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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第8章 1日目・昼1 かき氷
「おはよう、ヒロシくん、いい天気ね〜。
ヒロシくんも洗濯なの?」
「そんなにはなかったんですけど、父のベッド周りのものとか
洗った方がいいかと思って」
「偉いのね〜」
「そうだ、かき氷作ってるんですよ、一緒に食べません?」

ヒロシがベランダの柵から身を乗り出すようにして顔を出した。
「危ないわよ、気をつけて」
「平気ですって」
「かき氷?そういえばヒロシくんの家に、機械あったわよね」
夏に何度か夏音と一緒にご馳走になったことを思い出した。
確か、ヒロシの父がどこかからか貰ってきたものらしい。
小さいけれど本格的なものだった。

「いいの?」
「だって、朝から、暑すぎでしょ。
特製のスイカシロップ作ってるんですよ。
練乳のミルクもね」
「へぇ〜、そんなのあるんだ」
「一人じゃスイカ、食べきれないし」
「じゃあ、決まり。ここから、どうぞ」
「ああ、ここ、久しぶりね」

二つの家のベランダの仕切り、避難用に強く当たると
ぶちやぶれるようになっていたけれど、簡易的なものだ。
もともとは二世帯のような作りだ。

今はお互いのところに鍵が付いていた。
両方で鍵を開けると通ることができる。
わざわざ玄関まで行かなくても行き来ができるから、
以前はよく使っていた。
夏音も大好きだった。
でも1年前のヒロシの一言がきっかけで
以来、閉じられたままだった。
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