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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第91章 3日目・午後13 女神の子守唄
ずっと忘れていたこと、
いやずっと忘れようとしていたことが、
梨花と一緒に、
ショウタのペニスを触るという、
異様な状態のなか、蘇ってきた。
青春の思い出というには、
苦過ぎたことだ。
夜道に後ろから声をかけてきたのは、
綾子と一緒に学級委員をしていた男子だった。
さっきの同級会にもいたのは知っていたけれど、
綾子の近くには寄って来なかった。
まだ恋のしかたなんて分からない綾子が、
高校生の時に心惹かれていた男子だった。
文化祭の用意で遅くなった時に、
自転車の後ろに乗せて、
夜道を家までよく送ってくれた。
大学入試のあと、校舎の屋上で、
告白された。
合格したら、一緒に
東京へ行こう、、、
おんなじ星を一緒に見上げよう、、、
冬の星空を見上げながら、
手を握られた。
向こうも綾子のことが好きだったのだ。
綾子がそれまでの人生でいちばん
ときめいた瞬間だった。
手を繋いだのなんて初めてで、
返事もできないまま、
ぎこちなく握り返した。
でも、そこまでだった。
この淡い恋は、露となって
呆気なく消えた。
綾子だけが大学生に不合格だったからだ。
いやずっと忘れようとしていたことが、
梨花と一緒に、
ショウタのペニスを触るという、
異様な状態のなか、蘇ってきた。
青春の思い出というには、
苦過ぎたことだ。
夜道に後ろから声をかけてきたのは、
綾子と一緒に学級委員をしていた男子だった。
さっきの同級会にもいたのは知っていたけれど、
綾子の近くには寄って来なかった。
まだ恋のしかたなんて分からない綾子が、
高校生の時に心惹かれていた男子だった。
文化祭の用意で遅くなった時に、
自転車の後ろに乗せて、
夜道を家までよく送ってくれた。
大学入試のあと、校舎の屋上で、
告白された。
合格したら、一緒に
東京へ行こう、、、
おんなじ星を一緒に見上げよう、、、
冬の星空を見上げながら、
手を握られた。
向こうも綾子のことが好きだったのだ。
綾子がそれまでの人生でいちばん
ときめいた瞬間だった。
手を繋いだのなんて初めてで、
返事もできないまま、
ぎこちなく握り返した。
でも、そこまでだった。
この淡い恋は、露となって
呆気なく消えた。
綾子だけが大学生に不合格だったからだ。