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第94章 3日目・午後１6　彼女からの電話・声我慢ゲーム

電話の向こうには
聞こえないのかもしれないけれど
ベッドの下の梨花には
綾子の喘ぎ声が
漏れ聞こえてくる。


それに、ショウタが彼女と
楽しそうに話す声も
重なってきているのだ。


それに、この後、彼女さんと
会う約束してるってこと？
もしかして、この後、
彼女さんとも、、、？


何よ、、、アタシがフェラして
おっきくしてあげたのに、、、
彼女さんとのセックスのために
なっちゃうってこと？


それも、もしかして、
綾ちゃんと最後までもう一回、
やっちゃって、
それでもまだできちゃうの？


でも梨花以上に
驚いていたのは、
今、まさにセックスをしている
綾子の方だった。


ショウタくん、、、
アタシのこと、、、
愛してるって言ってくれなかったっけ？
それが今だけってことは
わかってるけど、、、


それに、まだアタシとしてるのに、、、
彼女と会う約束なんて
しちゃえるんだ、、、
なんかそれって、、、あんまりよ、、、
負けた気がする、、、


、、、ていうか、
負けていいのよ、、、
アタシには夫がいて、、
ショウタくんとの未来なんて、
端からないんだから。


ちょっと気落ちした綾子だけれど
ショウタは休む間を与えてくれなかった。