パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第95章 3日目・おやつ１　女同士の書店デート

、、、梨花ちゃん、、、
なんかその書店員の彼、
弄んで楽しんでるみたい、、、
小悪魔チックなところもあるのね、、、


でも、その文庫なら、
きっと、アタシも持ってる。
まさか、あの男性作家が、
あんなに官能的な小説
書くなんて思わなかった。
いつもは泣ける物語ばかりなのに、、、


家の本棚にもあるけど、
夫はそんなことも気付かないのよね。
本とか興味ないみたいだし、、、


女の秘めた願望が、
感情豊かに描かれていて、
今でも夫のいない夜とかこっそり読んでいる。


今時、スマホがあれば、
無修正動画とか、
淫語満載のエッチな小説とか、
無料で山ほど見られる。
　

でも、そんなのより、
その文庫本片手に過ごす方が
よっぽどやらしい気持ちになれる。
梨花ちゃんもそうなのかな？


アタシは、学生時代に彼の部屋で
そんなことをして過ごしていた
クセなのかもしれない。


彼が帰ってくるのを待っている間、
布団の下に隠してあったエッチな小説を
読んで、
自分を慰めてしまったこともよくある。


その文庫は、
それよりはマイルドだけれど、
文学的表現が綾子には
響いたのだ。