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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第96章 3日目・おやつ2 中年教師の淫らな指先
ついさっきまで、
教え子のショウタに、
後背位や寝バックで、
さんざん逝かされていたカラダは
疲れてはいても、敏感だった。


ナマ足に触れられた瞬間、
ビクンとしてしまったのが
その証拠だ。
燻っていたカラダの疼きが
呼び覚まされた。
それはビーワンにも
分かられてしまったに違いない。


ビーワンの口元が
ニヤリとしたのが
綾子にも見えた。


あっという間に
さっきまでの火照りを取り戻した、
そのカラダの熱さまで
伝わってしまっているに違いない。


本当なら、
こんな痴漢まがいのことを
されたら、
太ももをぎゅっと閉じて
侵入を防がなければならないのに、
それすらもできなかった。


以前、東京に出張で行った時に
乗った満員電車の中で
痴漢をされてしまった時も
何もできなかった。


その時は立ったまま、
後ろからスカートを捲くられて
奥まで手を差し込まれたけれど、
立ったままつり革を握りしめるだけで、
何も抵抗できなかった。


振り返ることもできずに
荒い鼻息を首筋に受けたまま、
その指の浸入を受け入れて
しまったのだ。


自分でも信じられなかったけれど、
嫌がる心とは裏腹に、
カラダは感じてしまっていた。
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