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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第96章 3日目・おやつ2 中年教師の淫らな指先
エッチな小説のヒロインたちは、
気位が高かったり、
勝ち気だったり、
清楚だったり、
いろんな魅力を兼ね備えていた。


けれど、結局は、
痴漢の餌食になって、
感じて濡れて
快楽の地獄へと堕とされてしまっていた。


地元では満員電車に乗る機会もないから、
そんなことありえない、
そう思いながらも
読みながら、そのヒロインを
自分に置き換えて
自慰に耽ってしまったことは
何度もあった。


妄想の中では、
いくら犯されても構わない。
被虐心があることは
自分でもわかっていた。


その東京出張の時も、
夫に抱かれない日々に、
疼く身体を持て余していて
前の晩も、ひとりエッチを
してしまっていた。


もしかしたら
満員電車の中で
そんな欲求不満の人妻フェロモンを
振りまいてしまっていたのかもしれない。


入り口のあたりから
押し込まれてる間、
やけにぴったりと張り付いてくる男がいた。


電車が動き出すや否や
揺れに合わせて、
綾子のスカートの下に手が潜り込んでくる。


痴漢???
そう思った時には
男の指は、
ストッキングに穴を開け、
ショーツをずらし、
あっという間に
綾子の割れ目にまで到達していた。
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