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第98章 ３日目・夕２　教え子の義兄・新たなる淫獣

それは覚えていたけれど、
綾子は、ワザとと呆けたのだ。
あの時は、タケトにイタズラされて、
すごくやらしい気持ちになっていたし、
帰りがけに試供品のコンドームまで
もらってしまっていた。


「あ、梨花、これ、、、
また、サンプル来てたから、飲む？
ゲキまずだけど。
ってか、シャワー浴びた後だと
思うけどさ、
その格好、何とかなんないの？
刺激的すぎるんだけど？」
「もしかして、お義兄ちゃん、
梨花に欲情しちゃったとか？」
「おいおい、兄妹で、
何言ってんだよ」


確かに梨花は、
タンクトップで、ミニスカート、
肌の露出の多い格好をしていた。
よく母親に注意もされていたけれど、
母親の美佳自身、
そんな格好をよくしていたから、
示しはついていなかった


長らく、母娘、二人きりの
暮らしが続いていたから、
お互い、アキラたち父子とくらすように
なっても、その生活習慣は抜かなかったのだ。


しかも、タンクトップの下はノーブラだった。
日中着けていたブラは
もう洗濯槽のなかで、
家で新しいのは着ける必要もなかった。


そんな梨花にアキラが、キャップを捻って開けた、
ドリンク剤を手渡してきた。