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第98章 ３日目・夕２　教え子の義兄・新たなる淫獣

アキラは、
さっき出したばかりの
ねっとりとしたザーメンを
スポイトで掬い、
ビンの中に加えてフタをして、
思いっきり振って、
撹拌していた。


ここ数日、オナニーは我慢していたから、
濃厚な精液になっていた。


そんな自分の精液がまざったドリンクを
綾子も梨花も飲み干す姿は、
ゾクゾクして、
たまらなかった。


自分でも変態だと思うけれど、
きっとこれは
父親から受け継いだものだと
諦めている。


この家のなかでは、
ずっと、女を知らない、
純朴な青年を演じていたけれど、
そろそろ限界だった。

それは父親も同じだったに
違いない。
2年もの間、再婚相手の美佳からの
信頼を強いものにし、
そして、２泊３日の旅行に
出かけたのだろう。


父と子で、お互いに話しはしなくても、
感じ取っていた筈だ。
それぞれの、欲望の赴くままに、
その機会がやってきたのだ。


今頃、温泉旅行で父親は、
アキラの義母にあたる美佳を
調教三昧に違いない。


それを想像するだけでも
勃起が熱くなるけれど、
それ以上に、アキラには、
目の前に梨花という義妹を自分のものにする、
その欲望に、気分は高揚するばかりだった。