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第99章 ３日目・夕３ 憧れの女教師の穢し方

「見下してなんて、、、」
「そうかなぁ、、、
数学のテスト返される時、
こんなことも分かんないのって？
居残りで追試の追試も
させられちゃってさ」


、、、そういえば、、、
すごくできない男の子、
いたような、、、
残業で追試の追試を
するのが嫌でしょうがなかった、、、
度が強いメガネを
かけていたような、、、
あの時の、、、


「でもその綾子先生が、
進んで手コキしてくれるなんて、
サイコーだなぁ」


今はコンタクトなのだろうか？
でも口元の
ニヤけ方が似ている。


「あの時もさ、
追試の追試なんて
一人しかいなくて、
二人っきりになれて
嬉しかったなぁ。
だって、綾子先生、
独り占めできるんだよ」


、、、そうだ、、、
あの分厚いレンズの向こうの
イヤらしい視線、、、
思い出した、、、


でも、あんなに出来が悪かったのに、、、
ちゃんと大学行けてるんだ、、、


綾子の担任の学年とも違って
数学だけを教えていたから
進学先にも関心はなかった。


彼の卒業と入れ替わりに梨花が
入学してきたのだろうけれど、
名字は違っていたのだろう。
その接点には気づかなかった。