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第109章 深夜5 教え子からの電話・涙の破瓜報告

、、、あ〜や、、、


その呼ばれ方に、
頭をガツンとハンマーで
殴られたような衝撃を受け、
クラクラとしてしまった。


画面に名前が出たから、
可愛い教え子の梨花だと思って、
すっかり油断していた。


まさか、
電話から聞こえてきた声は、梨花ではなく
義兄の大学生アキラだった。


しかも、梨花の家で
アキラにペット扱いされた時に
名付けられた
「あ〜や」と呼ばれてしまっていた。


そしてその声は、
座位で繋がっている管理人にも
筒抜けだった。
一番、あってはならない展開だ。


「梨花、、、ちゃん、、、
じゃないのよね、、、」


わかっていても
頭が真っ白で、
聞く必要もないことを
尋ねてしまった。


「あれ？忘れちゃった？
あんなにさっき、
悦ばせてやったのにさ。
綾子先生だって、
すげ〜気持ち良さそうだったじゃん。


それなのにさ、もぉ〜
あ〜やに睡眠薬
飲まされちゃうなんてさ、、、


飼い犬に手を噛まれるとは、
このことだよ。


ヒドいことするよな。
先生のくせにさ。
もお、、びっくりだよ。


せっかく、
バックでワンワン、
メス犬あーやを
逝かせてあげようと思ったのに〜」