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第113章 深夜9　共謀は凶暴な狂棒で

聞き慣れた明るい声がして、
ドアが勢いよく開けられると、
バイブを手に持って姿を現したのは、
やはりタケトだった。


「イャあぁ、、、」


綾子は咄嗟に手で
前を隠そうとしながら、
タケトの方は見続けていた。


でも、思っていた雰囲気とは
違っていた。
屈託のない笑顔で、
無邪気な中学生のままのタケトだった。


「ごめん、ヒロくん、
なんか面白くなっちゃってさ」
「まったくタケトはお子様だなぁ」


ヒロシくんとタケトくん、
すごい親しげなんだけど、、、
なんか、友だちどうしみたい、、、
、、、どういうこと？


綾子は、
二人が綾子を取り合うように
取っ組みあいにでもなったら
どうしよう？
そんな心配をしていたのに拍子抜け
するくらいだ。
そんな様子は微塵もないどころか、
まるで兄弟のようだ。
　

しかも、ヒロシがほぼ全裸の綾子の
腰を抱えながら、
立ちバックでセックスしているのを
目の前でみても、
タケトは動揺すらしていなかった。


「ねえ、ヒロくん、
これさ、廊下に落ちてたんだけど、
この動き、ヤバくない？


最新のかな？
こんな動き、絶対、ムリだよねぇ。
ねえ、これってヒロくんの趣味？」