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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第17章 1日目・昼10 予期せぬ電話
夫が用事がずいぶんと早く済んだから、
一度家に帰るという電話だった。
今空港でから飛行機に乗るところらしい。
これからだと、4時間後もしないで、
家に着くだろう。
夫が綾子の行動に何かしらの疑いを持っているのは感じていた。
あの日、東京に行くことになったと
告げた時だって、
宿泊先は自分が取ってやると言い出したのだ。
まあ、その疑念は、実際当たっていたけれど、
とても慎重にしたはず、
さすがに気付かれることはなかった。
隠れて自分の知らない誰かに
会うのではないか、
言葉には出さないけれど、
そんな疑いをかけられているような気がした。
自分のコントロール下に
綾子の行動を置きたい感じだった。
だから、今度もきっとそうかも。
自分が留守をしている間に
しかも今回は、娘もいないから
そんな時にどこかに出かけていないか、
誰かと会っていないか、
そう疑って電話をして、
急に帰ってくることにしたに違いない。
いや、もしかしたら、
最初からこの予定にして
綾子を試していたのかもしれない。
自分のことは棚に上げて、だ。
夫の行動に疑いを持っているのは
綾子も同じだが、
自分の取った行動を思うと
そんなこと言えるわけがなかった。
それにしても今日のこの電話、
その夫の疑いがまさに
当たっていた。
「ひいっ、、、」
息を飲んだ。
いつの間にかベッドから起き上がっていたヒロシが
電話中の自分のすぐ後ろに立っていた。
一度家に帰るという電話だった。
今空港でから飛行機に乗るところらしい。
これからだと、4時間後もしないで、
家に着くだろう。
夫が綾子の行動に何かしらの疑いを持っているのは感じていた。
あの日、東京に行くことになったと
告げた時だって、
宿泊先は自分が取ってやると言い出したのだ。
まあ、その疑念は、実際当たっていたけれど、
とても慎重にしたはず、
さすがに気付かれることはなかった。
隠れて自分の知らない誰かに
会うのではないか、
言葉には出さないけれど、
そんな疑いをかけられているような気がした。
自分のコントロール下に
綾子の行動を置きたい感じだった。
だから、今度もきっとそうかも。
自分が留守をしている間に
しかも今回は、娘もいないから
そんな時にどこかに出かけていないか、
誰かと会っていないか、
そう疑って電話をして、
急に帰ってくることにしたに違いない。
いや、もしかしたら、
最初からこの予定にして
綾子を試していたのかもしれない。
自分のことは棚に上げて、だ。
夫の行動に疑いを持っているのは
綾子も同じだが、
自分の取った行動を思うと
そんなこと言えるわけがなかった。
それにしても今日のこの電話、
その夫の疑いがまさに
当たっていた。
「ひいっ、、、」
息を飲んだ。
いつの間にかベッドから起き上がっていたヒロシが
電話中の自分のすぐ後ろに立っていた。