この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
氷の戦乙女は人たらし公爵に溺愛される〜甘く淫らに溶かされて〜
第7章 7章 甘く淫らに溶かされて
「首……、誰かに見られたらどうするの」
 カミリアは不満げな目をしてラウルを見上げた。ラウルは笑みを深めるだけで、反省している様子はまったくない。
「大丈夫だよ、あと1週間はここにいるんだから。それまでには消えるさ。その時は、見えないところだけ、つけ直してあげるよ」
 ラウルはカミリアのバスローブを完全に脱がせてしまった。カミリアは胸を両手で隠し、足を閉じて大事なところを隠す。

「こーら、隠したらダメだろう? それに、1回見てるんだから」
 催淫剤の件を思い出してしまい、羞恥で全身が熱くなる。あの時のことは、思い出さずにいたかった。
「な、なんでそんなこと言うの……」
「あの時は素直だったのにね? ねぇ、今からあの時以上のことをするんだよ。だから、手、どかして」
 当時のことを意識させられると、余計に身体が強張って、手をどかすどころではない。ラウルはそんなカミリアの心情を察したのか、申し訳なさそうに眉尻を下げる。

「ごめん、意地悪しすぎたね。優しくするつもりでいたのに」
 ラウルはやんわりとカミリアの手をどかした。形のいい豊満な胸が、ラウルの眼下に晒される。火傷しそうなほど熱い視線に、逃げ出したくなる。
「そんなに、見ないで……」
「とっても綺麗だよ、カミリア」
 触れるだけのキスをすると、首筋、鎖骨、胸元を辿るようにキスを落としていく。頂に到達すると、口に含んで乳首を舌先で転がした。同時に、もう片方の乳首を指先でつままれ、くにくにと転がされる。

「あぁっ……! んっ、ダメ……」
 甘く痺れるような感覚に、カミリアはいやいやと首を横に振る。この感覚は、催淫剤があったからこそだと思っていた。この程度で感じてしまう自分は淫らなのではないかという不安と、不慣れな快楽で怯えてしまった。
「大丈夫だよ、カミリア。痛くしないから」
「そうじゃなくて……」
「どうしたの?」
「その……はしたない、から……」
 ぽつりぽつりと言うカミリアに、ラウルは吹き出す。そんなにおかしなことを言ったかと不安になると、目が合った。
/182ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ