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氷の戦乙女は人たらし公爵に溺愛される〜甘く淫らに溶かされて〜
第7章 7章 甘く淫らに溶かされて
「首……、誰かに見られたらどうするの」
カミリアは不満げな目をしてラウルを見上げた。ラウルは笑みを深めるだけで、反省している様子はまったくない。
「大丈夫だよ、あと1週間はここにいるんだから。それまでには消えるさ。その時は、見えないところだけ、つけ直してあげるよ」
ラウルはカミリアのバスローブを完全に脱がせてしまった。カミリアは胸を両手で隠し、足を閉じて大事なところを隠す。
「こーら、隠したらダメだろう? それに、1回見てるんだから」
催淫剤の件を思い出してしまい、羞恥で全身が熱くなる。あの時のことは、思い出さずにいたかった。
「な、なんでそんなこと言うの……」
「あの時は素直だったのにね? ねぇ、今からあの時以上のことをするんだよ。だから、手、どかして」
当時のことを意識させられると、余計に身体が強張って、手をどかすどころではない。ラウルはそんなカミリアの心情を察したのか、申し訳なさそうに眉尻を下げる。
「ごめん、意地悪しすぎたね。優しくするつもりでいたのに」
ラウルはやんわりとカミリアの手をどかした。形のいい豊満な胸が、ラウルの眼下に晒される。火傷しそうなほど熱い視線に、逃げ出したくなる。
「そんなに、見ないで……」
「とっても綺麗だよ、カミリア」
触れるだけのキスをすると、首筋、鎖骨、胸元を辿るようにキスを落としていく。頂に到達すると、口に含んで乳首を舌先で転がした。同時に、もう片方の乳首を指先でつままれ、くにくにと転がされる。
「あぁっ……! んっ、ダメ……」
甘く痺れるような感覚に、カミリアはいやいやと首を横に振る。この感覚は、催淫剤があったからこそだと思っていた。この程度で感じてしまう自分は淫らなのではないかという不安と、不慣れな快楽で怯えてしまった。
「大丈夫だよ、カミリア。痛くしないから」
「そうじゃなくて……」
「どうしたの?」
「その……はしたない、から……」
ぽつりぽつりと言うカミリアに、ラウルは吹き出す。そんなにおかしなことを言ったかと不安になると、目が合った。
カミリアは不満げな目をしてラウルを見上げた。ラウルは笑みを深めるだけで、反省している様子はまったくない。
「大丈夫だよ、あと1週間はここにいるんだから。それまでには消えるさ。その時は、見えないところだけ、つけ直してあげるよ」
ラウルはカミリアのバスローブを完全に脱がせてしまった。カミリアは胸を両手で隠し、足を閉じて大事なところを隠す。
「こーら、隠したらダメだろう? それに、1回見てるんだから」
催淫剤の件を思い出してしまい、羞恥で全身が熱くなる。あの時のことは、思い出さずにいたかった。
「な、なんでそんなこと言うの……」
「あの時は素直だったのにね? ねぇ、今からあの時以上のことをするんだよ。だから、手、どかして」
当時のことを意識させられると、余計に身体が強張って、手をどかすどころではない。ラウルはそんなカミリアの心情を察したのか、申し訳なさそうに眉尻を下げる。
「ごめん、意地悪しすぎたね。優しくするつもりでいたのに」
ラウルはやんわりとカミリアの手をどかした。形のいい豊満な胸が、ラウルの眼下に晒される。火傷しそうなほど熱い視線に、逃げ出したくなる。
「そんなに、見ないで……」
「とっても綺麗だよ、カミリア」
触れるだけのキスをすると、首筋、鎖骨、胸元を辿るようにキスを落としていく。頂に到達すると、口に含んで乳首を舌先で転がした。同時に、もう片方の乳首を指先でつままれ、くにくにと転がされる。
「あぁっ……! んっ、ダメ……」
甘く痺れるような感覚に、カミリアはいやいやと首を横に振る。この感覚は、催淫剤があったからこそだと思っていた。この程度で感じてしまう自分は淫らなのではないかという不安と、不慣れな快楽で怯えてしまった。
「大丈夫だよ、カミリア。痛くしないから」
「そうじゃなくて……」
「どうしたの?」
「その……はしたない、から……」
ぽつりぽつりと言うカミリアに、ラウルは吹き出す。そんなにおかしなことを言ったかと不安になると、目が合った。