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氷の戦乙女は人たらし公爵に溺愛される〜甘く淫らに溶かされて〜
第3章 国令
 ラウルが入団して3ヶ月、騎士団は大きく変化した。以前より和気あいあいとした雰囲気になり、更に強くなった。個々の強さはもちろんのこと、臨機応変に連携したり、単独で戦ったりするということを覚えてきた。ラウルがひとりひとり手合わせをして的確なアドバイスをし、カミリアが軍学を教えた結果だ。

 この日カミリアは数人の見習い騎士達と、低級モンスターの討伐任務に出ていた。彼らの腕試しを兼ねた任務を終え、良い点と悪い点を指摘しながら、城に帰ると、城門でラートが待ち構えていた。彼はカミリアと目が合うと、片手を上げて挨拶をする。
「やぁ、副団長お疲れ様」
「ありがとう。君が出迎えに来たということは、何かあったのか?」
 カミリアの問いに、ラートは深刻な表情を作る。いったい何があったのかと、緊張してラートを見つめる。すると、彼は吹き出し、大声で笑いだした。

「ははははっ! そんな顔しなくていいですよ、副団長。悪い話じゃないんですから」
「なっ……! 君が深刻そうな顔をするからではないか!」
 ふたりのやりとりを見て、見習い騎士達も笑う。恥ずかしさで顔が熱くなってくる。
「ごめんごめん。副団長、意外と素直だからさ。サウラ王子が客間に来いってさ。大事な話があるらしい」
「王子が呼んでいるのに、悪ふざけをしたのか!? そういうことはすぐに伝えるんだ」
 久方ぶりにカミリアに睨まれ、ラートは冷や汗を垂らす。そんな彼を見上げてため息をつくと、カミリアは見習い騎士達に向き直った。

「話は途中だったが、今日の討伐任務は及第点だ。これからラートが稽古をつけてくれるそうなので、色々学ぶように」
「はいっ!」
「お、おい……」
 からかわれた仕返しに仕事を押し付けると、カミリアは汗を流しに風呂場へ行く。本来なら今すぐ行くべきなのだが、汗や返り血で汚れたままサウラの元へ行くのは気が引けた。
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