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濡れた視線(改定版)
第3章 肉欲と愛欲の狭間で
(あぁ、頭から潤子の事が離れない…)潤子への欲情にとり憑かれ、まるで高校生のように休む間もなく放った欲望の結晶。やがて熱い浴槽に浸かりながら浅い眠りの淵に墜ちれば、浴槽から溢れかえる湯水が立ち込める湯気を蔓延させ、常軌を取り戻していた勇矢。
火照り止まない躰もそのまま、いつもの様に全裸にバスローブを纏い、北面に位置する寝室へと向かうと、ベッドレストに放置した携帯が着信を告げる点滅を見せ、おもむろに携帯を手にして見れば、潤子からのラインである事を告げていた…。
【ラインありがとうございます。これで何かあっても安心ですね!大蒜のチャーハンもとても美味しそう。私も頂いたお酒を寝酒に少し…。ネットで調べてみたら数量限定の高価な銘酒、散財させてしまいましたね。でも、とても美味しく頂けました。明日から…あら、もう明日ね(笑)夏季休暇との事でしたけど、何時でも遊びにいらして下さい。それと、そちらのマンションから裏庭に繋がる竹垣の扉に鍵は掛けていないので、今後は裏庭からいらして貰っても構いません。縁側の雨戸か、夏場だけガラス戸から簀戸に建具交換するので、それらが閉められてなければ大概私は在宅ですので。それではオヤスミナサイ 潤子】
着信時刻7月14(月)01:34 えっ?僅か15分前。
北面のベランダ越し、潤子の寝室と思われる和室を望むと、スタンドライトの灯りが雪見障子に朧げな灯りを伴わせ(読書かな…?)と、余計な詮索を巡らせながら、深夜の短い時間であっても、潤子と同じ時間を共有出来た事が堪らなく嬉しく、携帯を握りしめたままダブルベッドに躰を預けると、勇矢は瞬く間に眠りに就いていた…。
翌日の月曜日。大の字に投げた躰に違和感を覚えて目覚めれば、昨夜の余韻を引き摺ったのか、天を仰ぎながら硬く漲るぺ〇スが肌蹴たバスローブ越しに見てとれ、勇矢はそんな自分自身に一瞥し、携帯のデジタル時計を目にすれば、既に10:00を周ろうとしていた。
時間も気にせず目覚める夏季休暇の初日(もしかしたら…)と、胸騒ぎに期待しつつ、肌蹴たバスローブを調え直し、北面のベランダから屋敷の裏庭を望んだ勇矢。
そしてそこで目にしたのは、断ちっ放しのカットオフデニムにタイダイ染のタンクトップを素肌に纏い、ヨガに興じる艶やかな潤子の姿態だった…。
火照り止まない躰もそのまま、いつもの様に全裸にバスローブを纏い、北面に位置する寝室へと向かうと、ベッドレストに放置した携帯が着信を告げる点滅を見せ、おもむろに携帯を手にして見れば、潤子からのラインである事を告げていた…。
【ラインありがとうございます。これで何かあっても安心ですね!大蒜のチャーハンもとても美味しそう。私も頂いたお酒を寝酒に少し…。ネットで調べてみたら数量限定の高価な銘酒、散財させてしまいましたね。でも、とても美味しく頂けました。明日から…あら、もう明日ね(笑)夏季休暇との事でしたけど、何時でも遊びにいらして下さい。それと、そちらのマンションから裏庭に繋がる竹垣の扉に鍵は掛けていないので、今後は裏庭からいらして貰っても構いません。縁側の雨戸か、夏場だけガラス戸から簀戸に建具交換するので、それらが閉められてなければ大概私は在宅ですので。それではオヤスミナサイ 潤子】
着信時刻7月14(月)01:34 えっ?僅か15分前。
北面のベランダ越し、潤子の寝室と思われる和室を望むと、スタンドライトの灯りが雪見障子に朧げな灯りを伴わせ(読書かな…?)と、余計な詮索を巡らせながら、深夜の短い時間であっても、潤子と同じ時間を共有出来た事が堪らなく嬉しく、携帯を握りしめたままダブルベッドに躰を預けると、勇矢は瞬く間に眠りに就いていた…。
翌日の月曜日。大の字に投げた躰に違和感を覚えて目覚めれば、昨夜の余韻を引き摺ったのか、天を仰ぎながら硬く漲るぺ〇スが肌蹴たバスローブ越しに見てとれ、勇矢はそんな自分自身に一瞥し、携帯のデジタル時計を目にすれば、既に10:00を周ろうとしていた。
時間も気にせず目覚める夏季休暇の初日(もしかしたら…)と、胸騒ぎに期待しつつ、肌蹴たバスローブを調え直し、北面のベランダから屋敷の裏庭を望んだ勇矢。
そしてそこで目にしたのは、断ちっ放しのカットオフデニムにタイダイ染のタンクトップを素肌に纏い、ヨガに興じる艶やかな潤子の姿態だった…。