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濡れた視線(改定版)
第6章 蛍の求愛
『勇矢さん、もうここまでの関係が築けたなら、さん付けや敬語は不自然ね…』
半身を起こした潤子が背中越しに呟くと、両袖に腕だけ通し、羽織っただけの浴衣を片袖づつ抜き落してみせると、その傍らで仰向けになった勇矢に重なり、互いの粘膜を交換するように、伸びをした舌を絡め合わせていた…。
『はうっ、はぁあっ、はうっ…』
寝室の壁時計が07:30を告げる日曜の朝。庭先から聴こえる小鳥達の可愛げな囀りに反し、粗い呼吸を淫らに弾ませ、互いの肉欲を貪り合う潤子と勇矢。
枝垂(シダ)れた釣鐘型の乳房を勇矢の胸板に押し付けながら、熱い漲りを蘇らせたぺ〇スを左手で支持し、仰向けに横たえる勇矢と互い違いに重なり直した潤子。
『ジュルㇽ、ズゥリュㇼュ、ジュルㇽ…はぁあっ…っ!な、何度見ても立派な…』
優に20センチは超える勇矢のぺ〇スを喉元まで咥え、幾度も繰り返しながら驚きの声をあげる潤子に、人差し指と中指を組重ね、その口割けた陰唇から膣奥へと潜らせれば、その指先を小刻みに震えさせながら、小豆大に露出したクリトリスを窄めた舌で嬲るように転がすと、その快感の度合いを物語るかのように、半透明な粘液が湧き水のように溢れていた。
『そ、そこよ。凄くいぃいっつ!もっと掻きまわして勇矢さ‥あぁあっっ!』
日曜の朝は健全たるべき。と、言うのが俗世なら、簀戸一枚隔てた仄暗い寝室は俗世間と遮断された禁断の間にも思え、己の肉欲をありのまま勇矢にぶつける潤子には、もはや世間体も羞恥心も消え失せ、在るのは千変一隅で出会えた勇矢への肉欲で、その快楽の静寂に一時たりとも溺れていたい一心だった。
『ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ…あぁっつっ!子宮が壊れちゃう…』
あと一歩の処を残し、最後まで逝けなかった昨夜の余韻を引き摺る様に、再び背面騎乗位で熱く蘇った漲りを膣奥深く吞み込むと、激しく振り下ろす潤子の腰使いは、勇矢のぺ〇スを食い千切らんばかりだった。
『あぁあっ…っ、凄くいぃゎ!こんな淫乱な女の醜態、貴方にはどう映るの?』
潤子は背面騎乗位で跨る半身を通常の騎乗位に向き直すと、枝垂(シダ)れた釣鐘型の乳房の頂で、主張する乳首を親指と中指で捩りながら、見据える勇矢の視線を逸らすこと無く腰を振り下ろし、切なげな表情を浮かべて言った。