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濡れた視線(改定版)
第6章 蛍の求愛
『僕も潤子さんを初めて目にした時、一瞬にして惹かれていました。潤子さんが醸し出す雰囲気は凄く悩ましくて、若い女には無い洗練された大人の魅力を感じたし、正直に言いますけど、潤子さんを想いながら、何度も慰めてもいました…』

『ありがとう、私の事は都合の良い女だと思ってくれるだけで良いから…。それにこんな淫乱な女でも、大人としての分別は兼ね備えているつもり。こうして貴方と関係を持ったからと言って、将来の有る貴方と、どうこうなりたいなんて望まないし、貴方からしたらふしだらな関係だとしても、私は貴方と会えてる時間は、恋人になったつもりでいるから…』

湯水に浸かりながら、互いの思いの丈を曝け出した2人。

その水面の下で蠢く潤子の手は、ずっと勇矢の漲りを薫らせ続けていた…。
『こんなに硬く…。溢れる若さの象徴ね。ねぇ、浴槽の縁に腰掛けてみて…』

潤子に促されるまま、浴槽の縁に腰掛け、天を仰ぐ仁王勃ちのぺ〇スをあからさまに曝してみせた勇矢。

『はぁあ…っつ!素敵よ ジュルㇽッ ズリュリュッ ジュルㇽッ…』

その仁王勃ちの漲りを目の当りに、潤子は虚ろな眼差しを手向けながら、喉元深く何度も反芻させていた。

そして、のぼせそうになっている潤子の様子に気付き、勇矢は両腕を潤子の両腋に回して抱きあげると、水飛沫をあげながら浴室の床面へと横たえさせていた…。

『あ、ありがとう。危うく気を失いかけて…』

『大丈夫?仰向けになって全身の力を抜いたら良いよ』と、促す勇矢に従うように、潤子は浴室の床に仰向けに伏すと、左手で目頭を覆い、歪にたわませた胸元に高鳴る心拍を顕わにさせ、勇矢はその足首から太腿にかけ、生ぬるい冷水シャワーを繰り返すように浴びせると、茹で上がったような潤子の表情が、ゆっくりと常軌を取り戻していた。

『ありがとう、もう大丈夫だから…』潤子はゆっくりと起こした半身を四つん這いにさせると、そのまま這い進んだ浴槽の縁に両手を突き、海老反りにさせた背中越しに高々と突き出した桃尻を見せると、パックリと口割けた黒鮑がうねりを見せ、誘うように蠢いていた…。

『ねぇ、見えるでしょ?貴方を欲しがってるの、獣のように突き回して…』

見守る勇也を後ろに、厭らしいまでの姿態を見せつけるように誘う潤子。そして勇矢が捉える視線の矛先には、その蠢く貝肉から滴る淫汁が鮮明に浮かんでいた。
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