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濡れた視線(改定版)
第7章 墨画の女
(もしかして、杉浦響子?)勇矢の右隣でヨガやストレッチ系の書籍を何冊も手に持ち替え、その上半身を屈めては起こすを繰り返す女性を横目にすると、メッシュ地の涼し気なパーカーの下に覗かせるTシャツは見覚えのある物で、そのまま舐めるように視線を降ろせば、パイル生地のアスレチックショーツから筋肉質な太腿を覗かせる姿態は、ほんの2時間前に見せた杉浦響子に相違なかった。

(あっ、そんなに屈んだら、わぁっ…!)その横顔には流麗な弧を描く色濃い眉に聡明さを滲ませ、何度も屈める度にノーブラの谷間が揺れ、次第にジッパーを全開にさせて羽織ったメッシュ地のパーカーが外側に捲れると、重ねた経験を偲ばせる20ミリはあろう隆起をTシャツ越しに露わにし、慌ててパーカの前を合わせ直した響子は数冊の書籍を手に持ち、直穿きにしたそのアスレチックショーツに、たわむように揺れる尻肉を浮かばせながら、レジカウンターへと歩きだしていた。

(ふぅ、気付かれなかった…)ラフなスタイルに黒いキャップを目深に被っていたせいか、響子は傍らにいる勇矢に気付くことなく、素知らぬ素振りのまま店を後にしていた。

(はぁ…っ、潤子にしろ響子にしろ、全く以てドキドキするよ)勇矢もそんな響子の後を追うように店を後にし、辿りついたマンションの部屋で至福の時を迎えていた。

購入したフランクフルトに塩胡椒を降り、丁寧にソテーしてマスタードを和えれば、付け合わせにレタスとミニトマトのサラダボールを添え、いつもながらにグラスを傾けると、PCへ保存させたビデオ映像を再生させながら、勇矢の目を釘付けにした場面をキャプチャー画像にして停止させ、ズームイン、アウトの微調整でより鮮明な画像にさせると、食い入る様に見つめていた勇矢。

(うわぁ!むしゃぶりつきたくなるよ…)停止させたキャプチャー画像はフロントホックの留め金を外し、響子のブラカップから零れ出た瞬間の乳房で、やや屈めた上半身に美しく枝垂れた釣鐘型の乳房が鮮明になると、瞬く間に疼き始める勇矢の漲りを、そのリビングテーブルの下に模らせていた。
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