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濡れた視線(改定版)
第7章 墨画の女
それに呼応するように、すっと立ち上がってみせる勇矢は22:40を周ろうとするリビングの時計を一瞥すると、アームロックを外した電子錠の扉を、そっと押し開けていた。
風呂上りなのか、膝下丈のパイル生地のスモックコートに裸の身を包み、いつもながらに見せる突起した主張をその胸元に模ると、口角に笑みを滲ませ、ほんのりと頬を高揚させた潤子は、可愛げなピンク色のスモックコートのせいか、いつもより嬉々として見えていた。
『私も一杯頂いて良い…?』と、ウイスキーボトルとアイスペールをそのテーブルで目にすると、リビングに通されていた潤子は胸元の前ボタンを三つ開け、覗かせた胸の谷間を敢えて見せるように、勇矢が差し出すロックグラスを手に、舐めるように口に含んでいた。
『凄く素敵な墨画ね!このヌードモデルさんもきっと綺麗な人だと思う』と、その壁に飾られた墨画の手前まで歩み寄ると『私、独身男性の部屋に尋ねるのは何年振りかしら、なんか凄く新鮮な気分。風通しも気持ち良い部屋ね』と、勇矢に背けたその背中越しに独り言のように呟くと、そのまま北面のベランダへと続く寝室のダブルベッドを尻目に、網戸を開けてベランダに出ていた潤子。
勇也はそんな潤子の挙動を目で追いながら、ベランダで自分の屋敷を望む潤子の背中越しに両手を回すと、ギュッと抱きしめていた。
『お尻に勇矢さんの硬くて熱いもの…感じるよ?』と、潤子は勇矢が回した両手を解き、向き直すと同時に勇矢の首にその両腕を回し、伸びを見せる舌先をせがむように近づけると、激しい息づかいで互いの粘膜を貪り合い、クレープ地のパジャマパンツの下で、かつてない程の漲りを見せると、向かい合う潤子の腹部に切なげに押し充てられていた…。
『私と…したかったのね』と、そのまま勇矢の足元に跪いた潤子は、そのクレープ地越しに痛々しく漲る欲情を目の当りに、躊躇う事無く一気に踝まで引き下ろしていた。
風呂上りなのか、膝下丈のパイル生地のスモックコートに裸の身を包み、いつもながらに見せる突起した主張をその胸元に模ると、口角に笑みを滲ませ、ほんのりと頬を高揚させた潤子は、可愛げなピンク色のスモックコートのせいか、いつもより嬉々として見えていた。
『私も一杯頂いて良い…?』と、ウイスキーボトルとアイスペールをそのテーブルで目にすると、リビングに通されていた潤子は胸元の前ボタンを三つ開け、覗かせた胸の谷間を敢えて見せるように、勇矢が差し出すロックグラスを手に、舐めるように口に含んでいた。
『凄く素敵な墨画ね!このヌードモデルさんもきっと綺麗な人だと思う』と、その壁に飾られた墨画の手前まで歩み寄ると『私、独身男性の部屋に尋ねるのは何年振りかしら、なんか凄く新鮮な気分。風通しも気持ち良い部屋ね』と、勇矢に背けたその背中越しに独り言のように呟くと、そのまま北面のベランダへと続く寝室のダブルベッドを尻目に、網戸を開けてベランダに出ていた潤子。
勇也はそんな潤子の挙動を目で追いながら、ベランダで自分の屋敷を望む潤子の背中越しに両手を回すと、ギュッと抱きしめていた。
『お尻に勇矢さんの硬くて熱いもの…感じるよ?』と、潤子は勇矢が回した両手を解き、向き直すと同時に勇矢の首にその両腕を回し、伸びを見せる舌先をせがむように近づけると、激しい息づかいで互いの粘膜を貪り合い、クレープ地のパジャマパンツの下で、かつてない程の漲りを見せると、向かい合う潤子の腹部に切なげに押し充てられていた…。
『私と…したかったのね』と、そのまま勇矢の足元に跪いた潤子は、そのクレープ地越しに痛々しく漲る欲情を目の当りに、躊躇う事無く一気に踝まで引き下ろしていた。