この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘い復讐
第5章 公開処刑 1日目 夜
舞台の下の部屋に戻ったサラは、張形も刺さったまま、乱暴に水を浴びせられ、血や愛液を洗い落とされた。

腹の傷は、剣が刺さっているところ以外は綺麗に治っている。

「凄い再生能力だ。恐ろしい…」

アルバートはそう呟いた。




「やあ、サラ。ご機嫌如何かな。」

「…。」

サラは口を一文字に結び、キッとアルバートを睨み付けた。
アルバーは、構わず、口元に歪んだ笑みを浮かべ、蔑みの目でサラの身体を隅々まで満足そうに眺めながら、

「まぁ、最悪だろうな。
クックックッ。

でも、俺は、今日ほど気分の良い日は無い。
念願の吸血鬼を捕まえて、この手で殺せるんだ。」


「…だったら早く殺して。
お、お願い…。もう、終わりに…もう終わりにして。」

サラの目から、涙が溢れる。


アルバートは、サラの涙を見て、イライラしたような口調で、
「殺すさ。心配しなくても。だが、まだだ。
言ったはずだ、最高の苦しみを与えてから殺すとな。
さぁ、時間が来た。」




その時、教会の夜6時の鐘が鳴った。
そして、それが合図だったかのように、4人の男が揃って部屋に入ってきた。

「紹介しよう、ゴードン、ハンス、マイケル、ロバートだ。
彼らの肉親も吸血鬼に殺されていてね。

だから、手伝ってもらうことにした。
朝までは、彼らが相手をする。
せいぜい楽しんでくれ。」


アルバートは、そう言い残すと、乱暴に扉を閉めて部屋から出ていってしまった。
/143ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ