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甘い復讐
第5章 公開処刑 1日目 夜
「抜けだと?!止めろだと?!
お前にそんなことを言う資格は無い!!!」

ゴードンはナイフを持った手を、サラ目掛けて振り下ろした。


「ぐふぅぅぅ!!!」


ナイフは、サラの左脇腹に深く突き刺さった。
身体がビクッと跳ねる。


「次に止めろなどと言ってみろ!これじゃ、済まんからな!!」


と言うなり、一気に右へ引き回す。


「ぐっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!」


そして、引き抜いたナイフを何度も腹に振り下ろした。

ズブッ!ズブッ!ズブッ!


「っあ!!あっ!!!ぐっ!!!がっ!あっ!あ゛っ!あああああ!!!」


刺されるたび、身体がビクッ!ビクッ!と大きく震える。
腹から血が吹き出し、切れ目からはみ出した腸が、ズタズタに千切れた。

サラは、ゲホッ!ゲホッ!と咳き込み、口から大量の血を吐き出した。


「がっ!あっ!あ゛っ!あ゛っ!ぁあ゛あ゛!!!」


サラは、自分の意思で唯一で動かせる頭を、狂ったように振り乱し、獣のように叫んだ。



「ぐっ…あぁ!!」

ズル…ズポッ…ゴトンッ…

下腹部に刺したナイフが、張形に当たったからか、痛みで膣内が収縮したからか、サラの膣に突き刺さっていた張形が、押し出され抜け落ちた。


「ちっ!」

ゴードンは舌打ちし、そこでやっとナイフを持つ手を止めた。


「誰が勝手に抜いて良いと言ったんだ。」

そう言って、張形を拾い上げ、元の膣内に入れようとしたところで、


「ゴードン。時間だ。」


と言って、ハンスがゴードンを制止した。
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