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甘い復讐
第6章 公開処刑 2日目
舞台の前では、これから繰り広げられるであろう、残酷なショーを楽しみに、今か今かと大勢の観衆が待ち構えていた。


ギギギー
ガゴンッ!

歯車が軋む音と共に、サラが観客の前にせりあがってきた。

昨日と同じく、全裸で足を広げたまま固定され、臍の上には銀の剣がズブリと突き刺さっている。


「剣が突き刺さったままなのに、ピンピンしてやがる!
やっぱりバケモノだ!」
「さっさと殺せー!」

人々が口々に叫ぶ。


アルバートは満足そうな笑みを浮かべながら、前に進み出、


「皆、おはよう。
今日も引き継ぎ、吸血鬼の処刑を継続する。

更なる苦しみと恥辱を与えていくとしよう。」


「さて、昨夜は随分とここを可愛がってもらったようだな。
何もなくて寂しいんじゃないか?おい、あれを。」

アルバートが舞台の袖に控える男に声を掛けると、男は昨日と同じく台車をアルバートの所に持ってきた。

数々の台の上には、これも昨日と同じように、何種類かの張型、クスコ、何かの瓶、そして苦悩の梨と言われる拷問用の器具、何種類かのナイフなどが丁寧に並べられていた。

「今日はたっぷり時間もある。」

そう言って、クスコを取り上げ、ズブリとサラの膣に差し込んだ。

「っ!」

「昨日はあんなにキツかったのに、今日は随分と簡単に入るな。」

アルバートはニヤリと笑い、一気に穴を押し拡げた。

「中が丸見えだ。綺麗なピンク色をしているな。
ほぅ。
早速、中が湿ってきているぞ。
こんな大勢に見られているのに、感じているのか?
ふっふっふっ。
お前は、やはり相当な淫乱だな。」

「ち、ちがう!」

死にたい、早く殺して欲しい。
銀の剣が身体に刺さったままのサラは、逃げ出すことも自ら命を絶つこともできず、ただただアルバートの責めに耐えるしかない。


「今日はこれを使おう。」

そう言うと、アルバートは台の上にあった、小さな小瓶を手に取った。

「お前に使うのは勿体無いほどの高価なものなんだが、効果は絶大だ。
本来は薄めて使うものだが、今日は特別にこのまま使ってやろう。」

そう言いながらアルバートは、小瓶の蓋を開けて、中の液体をたっぷりと絵筆に染み込ませた。
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