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甘い復讐
第9章 再会
「次はお前だ。」

マルセルも同様に、敏感な部分に媚薬を塗り込まれていく。
そして、ロイスにも。


3人にたっぷりと媚薬を塗り終わった頃、アルバートが部屋に戻ってきた。

「準備は整ったか?」

ゴードンが答える。

「申し訳御座いません。まだ、1人…」

「良い。私がやろう。」

サラがまだ塗られていないことを知り、アルバートはニヤリと歪んだ笑みを浮かべ、小瓶と筆を受け取ったわ、



アルバートは、苦しそうに震えている3人を少し見ると、サラの側にやってきた。

「ほう。ちょっと血を与えただけで、すっかり綺麗に治ったな。」


そう言って、縦に切り裂かれた後を、ツーと指でなぞる。

捕まってから、何度も貼型を押し込まれたり、ナイフで切り裂かれたりされてきたが、アルバートが直に肌に触れてきたことは殆ど無かった。

少し驚き、ピクンッと身体が反応する。


「血色も良くなったか?」

アルバートが、そっと頬に触れる。


「さ、触らないで!」

こんな男に触れられたくない。



「私達をどうするつもりなの?!
あの3人を巻き込まないで。お願い!!!」


「何度も同じ事を言わせるな。
お前達、吸血鬼全てに復讐するまで終わらない。」


そう言うと、サラの足の間に立ち、筆にたっぷりと媚薬を染み込ませ始めた。

アルバートの事だ。
力任せに膣に筆を突っ込まれ、乱暴に快楽を引き出されるのだ。

ところが、アルバートは予想と裏腹に、そっと筆を近付けるとスーっと割れ目をなぞった。


「…んっ…くっ…」


何とも言えない優しい刺激に、身体がゾクゾクと反応する。


そして、もう一度スーっと撫でるように筆が動く。


「あっ…んっ…」


「どうした?顔が真っ赤だぞ。気持ち良いのか?」


アルバートに指摘されて、初めて気付いた。



「ち…違う…」

「ふん。そうか。続けるぞ。」



今度は、クリトリスの先端から、円を描くように筆を動かす。


「…あ…っあ…」

毛先が、少しチクチクする。

鈍い刺激がもどかしい。


ツプッ…


筆が膣内に侵入してきた。


「…ああっ!!!」


ビクッと震える。


「まさか、達したのか?」

「ち…違う。イッてなんか…」


アルバートは、その反応にニヤリと笑い、


「続けるぞ。」


と言って、筆で中を撫で始めた。
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