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サブリミナル〜多面性をもつ主婦〜
第9章 卑猥な加奈子
『そうら、出来たぜ!加奈子。持っていきな』
皆が食事する中、友人は加奈子の夕食に興味津々。

【白い液体?ぷるぷるとした白濁色の液体は紛れもなく精液】友人は、

『そのサラダのドレッシングはなんです?』
加奈子は目をギクッと丸くし『…シ…シ…シーザーよ。』

加奈子は精液たっぷりのサラダを口いっぱい頬張る。
食べ終わった皿に残った液体まで綺麗に飲み干した加奈子の口元はカピカピになりテカテカ光り固まっていた。

もういい加減にDVD返して!
旦那にバラすぞ!自分の立場をわきまえろや。
一生無様な生活を送る事になるぞ。
普通に近所を歩けなくなってもいいのか?

・・・・分かった。けど、あの子はもう帰して。彼には、あまりにもハレンチすぎる。こんなの。
加奈子は、鏡台に座り、カジュアルなセミロングの髪を簡単編み込みキュートヘア に整えながら、話す。

どうでもいいけど、あなた達。女性の部屋に入らないでくれるかなぁ?
それくらいは守ってよね?シッ、シッ!
手で払い除けるような仕草をし、輩を追い出す。

【これから先の事を対策をたてねばならないな】
一層の事、逃げようか?
どっかの団地に1人、ひっそりと事が収まるまで、生活しようかしら?
お金ならあるし。考えてみたら私、前厄なのよね?

本厄が来るまえに、明日お祓いでもしてもらおうかしら?と先ほどの髪型を解き、今度は裏編み込みアップスタイルに変えたり、髪型をいじっては試行錯誤をしている。
私は、翌日から姿をくらまして、文字通りの行方不明に。
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