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また桜は散り過ぎて
第13章 クリスマスの夜に
「あなたに喜んでもらえるよう、頑張ります」
自然と涙があふれた。ああ、この人も私の事を好いてくれている。
いろんな周りの事をぬきにして、素直に喜びをかみしめた。
「こんな自分が家庭を築けたら、母や弟に報告したいです。
 再会できる日が来ること、祈るくらいしかできないかもしれないけど」
 うれし涙の裏側で、決意の涙も流れ始めた。
二人を引き合わせてあげよう。
だけどその狭間で苦しむのなら、私は黙って身を引こう。
 偶然好きになった二人の男は、血のつながった兄弟。
どちらかを選ぶなんて、私には難しく厳しい。
自分の気持ちだけを優先すればいいと考える人もたくさんいるだろうけど、私には・・
できそうもない・・


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