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恋とエロス
第1章 プロローグ
ほどなく、彼の腰が小刻みに揺れはじめた。
「どう? 気持ちいい?」
ほんの少しだけ唇を離すと、彼はささやくような声で尋ねてきた。いつもと違う、優しさに満ちた目で見つめながら。
「そろそろ、奥でイけるようになってみようよ」
ちょっと前まで、深く挿入されるのは痛いだけだったのに、最近は少し感覚が違ってきていた。
ずっと奥の隠れた部分に、押されると全身がゾクゾクするツボのような点があって、その甘く鈍く痺れる感覚からは、濃厚な快楽の気配がするのだ。
「なに、これ……すごい」
どこか、体の奥深くから、とてつもなく熱い感覚が生まれ出てくる。それは溶岩のようにドロドロと沸き立ち、急速に全身へ広がっていく。鳥肌が立つような凄まじい快感だった。
「やだ、先輩、怖い」
「大丈夫」
彼は優しく言って、私の頭をなでたけど、腰の動きは止めてくれなかった。
「あ……くる、すごいのが……あっ」
「一緒に」
揺さぶりに力強さが加わった。先端を奥に押し当てたままだから、振動がダイレクトに響いてくる。中にぎゅっと力が入り、そのことでますます快感が増す。たまらず彼にしがみつき、救いを求めて見上げた。
「万結」
耐えるように眉をひそめ、表情を歪ませたその顔を目にした時、閃光が弾けたような衝撃とともに、快感のマグマが噴き出した。同時に、彼が放出した熱を最奥で感じる。
「先輩」
今だけ。それはお互いわかっていること。
「愛してる」
「どう? 気持ちいい?」
ほんの少しだけ唇を離すと、彼はささやくような声で尋ねてきた。いつもと違う、優しさに満ちた目で見つめながら。
「そろそろ、奥でイけるようになってみようよ」
ちょっと前まで、深く挿入されるのは痛いだけだったのに、最近は少し感覚が違ってきていた。
ずっと奥の隠れた部分に、押されると全身がゾクゾクするツボのような点があって、その甘く鈍く痺れる感覚からは、濃厚な快楽の気配がするのだ。
「なに、これ……すごい」
どこか、体の奥深くから、とてつもなく熱い感覚が生まれ出てくる。それは溶岩のようにドロドロと沸き立ち、急速に全身へ広がっていく。鳥肌が立つような凄まじい快感だった。
「やだ、先輩、怖い」
「大丈夫」
彼は優しく言って、私の頭をなでたけど、腰の動きは止めてくれなかった。
「あ……くる、すごいのが……あっ」
「一緒に」
揺さぶりに力強さが加わった。先端を奥に押し当てたままだから、振動がダイレクトに響いてくる。中にぎゅっと力が入り、そのことでますます快感が増す。たまらず彼にしがみつき、救いを求めて見上げた。
「万結」
耐えるように眉をひそめ、表情を歪ませたその顔を目にした時、閃光が弾けたような衝撃とともに、快感のマグマが噴き出した。同時に、彼が放出した熱を最奥で感じる。
「先輩」
今だけ。それはお互いわかっていること。
「愛してる」