この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night 2
第8章 蛍の思い出

 そしえ、この話題に触れてまた宵に怒られるかなと内心思いながらも、やはり気になって尋ねてみる。

「宵は……体平気?」
「平気なわけねーだろが。全身怠いし……痕も全然消えねーし、どうすんだよ?」

 そう言って、宵はワイシャツのボタンを一つ開けた。もともと二つは開いていたので、三つ目を外すと胸元まで露になる。白い肌の上、くっきりとついた縄の痕はエロくて魅力的だけども。

「……やっぱり全部は隠れないよな」

 晃は昨夜の予想が当たり、苦笑いを返すしかない。
 亀甲縛りは上半身のみの縛り方なので、腕や足は大丈夫だった。拘束型の手袋にしたのもあり、よく残してしまう手首にも痕はない。
 気になるのは胸元と首の下くらいだ。

「てか、シャワー浴びた? 髪濡れてる」
「洗えば少しくらい薄くなんねーかな、って思ったけど全然駄目だった」
「……だからもう制服姿なのか。なんないだろうね、洗っただけじゃ」

 晃は少し考えて、宵のワイシャツのボタンを上まで留めてあげる。
 学ランならまだどうにか隠せたかもしれないが、あいにく南風高校はブレザーだ。
/836ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ