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Memory of Night 2
第8章 蛍の思い出

 洗面所で歯磨きと顔を洗い、着替えも済ませてから晃はテーブルで宵が作ってくれた朝食を待った。

「ーーえ? 普通に美味しい」

 一通り朝ご飯が並び食事が始まったのは、先ほどのやり取りからほんの十分後くらいだ。
 晃は味噌汁を一口すすり、思わず素直なままの感想を漏らすと、宵に睨まれる。

「……味噌とだししか使ってねーのにどうやったら不味くなるんだよ?」
「いやあ、宵って料理できるんだね」
「遠回しに馬鹿にしてんだろ。料理なんて呼べるもん、ほとんどねーだろが」
「ほら、これとか」

 テーブルには、白米と味噌汁と納豆、そして卵焼きが並んでいる。
 晃が驚いたのは最後のそれだった。形や色も綺麗だ。
 一口食べると、不思議な味がした。

「味付け、何?」
「当ててみ」

 砂糖や醤油などの調味料ではない味がした。
 めんつゆ、でもない。
 だけど確かに、食べたことのある味だ。
 晃は目を閉じて真剣な顔でもう一口食べた。ゆっくりと味わい、ようやくぴんときた。

「ドレッシングだ」
「……正解だけど、よくわかったな? 普通わかんなくね? 一個食ったくらいじゃ」

 呆れたような顔で宵に言われ、晃は笑った。

「あまり卵焼きにドレッシングは聞かないかも。志穂さんに教えてもらったレシピ?」
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