この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night 2
第9章 臨時ポールダンサー

「ーーあれ、もういい感じに始まってるね。急がなきゃ。とりあえず宵くん、この子たちをお席に案内してもらえるかい?」

 後ろから声をかけられ振り向くと、そこにはほんの二十分ほど前に呼び込みに行ったマスターの姿があった。
 三人の女性を連れている。まだ二十歳を過ぎたばかりくらいに見える、若い女の子だった。

「ご新規三名様。もうみんな会員登録も済んでるから」

 そこまでは宵に向かって。

「ね、全然怖いとこじゃないでしょう? お酒もソフトドリンクもあるから、ゆっくり楽しんでいってね。あと、今ポールダンスの練習の様子が見れるから、是非バーの雰囲気を楽しんでいって」

 続きは連れてきた女の子たちに向かって。
 亮は柔らかい声色でそれだけ告げた。

「は、はい」

 緊張気味に頷く女の子たち。それはそうだろう、ハプニングバーという時点で、なかなか気軽に入れるジャンルの店ではないのだ。

「僕、もうちょっと呼び込みしてくるね」

 亮は再び外へと向かい足早に去っていった。

「いらっしゃいませ。お席に案内します。こちらへどうぞ」

 せっかくならと、彼女達をステージの近くのソファ席に案内した。
 今日は客が少ないし過激なことをする客もいない。それは良かったように思う。
/704ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ