この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night 2
第39章 幸福の形

 だが、ローズでの充実した日々は、あることがきっかけで崩れさった。
 その日の客層は、少し変だった。上手く言い表せないが、肌に突き刺さるような、ピリピリした視線をずっと感じていた。
 今のローズは男女共にカマーベストに統一されたが、昔は女性の衣装だけが違った。網タイツにミニスカート。肩や谷間の見えるタイトな衣装だった。普通の店よりだいぶ露出の高い制服のため、男の下心満載の視線が集まるのはいつものことだった。それには慣れていた。
 けれど今回はそれとは違った。
 千鶴の勘は当たった。店が終わって後片付けを終えた帰り道。突然背後から何か布のようなもので口を覆われ、人気(ひとけ)のない公園に連れ込まれた。
 もう深夜一時近かった。公園には切れかけの外灯のみで、辺りに人の気配はない。助けは呼べなかった。
 そのまま裸に剥かれ、後ろから肉棒を押し込まれた。避妊具なんてもちろんなかった。三人にまわされ、口にも何度も突っ込まれた。痛みと恐怖で声すらあげられなかった。
 暗闇の中、ぼろ切れのように地面に捨てられた。
 顔をあげる気力すらなかった。男は千鶴の髪を掴み、顔を近付けてくる。ピリピリした視線は、店で感じたものだ。
/861ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ