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第1章 　親友のカレ

　


「…痛かったら言って」


ぺろりと舐めた中指をヒクヒクと口を開いている私の蜜穴に挿入し、中を確かめるように出し入れを始める彼。


「…ナカ、濡れてる」

『っ…あっ…！』


吐息混じりの熱っぽい声で囁かれた言葉。

その意味を理解した瞬間、カッと熱を帯びた頬に彼の唇がキスを落とす。


「…音も、聞こえてる」


いつの間にか、2本に増やされていた彼の指の動きに合わせて、グチュグチュといやらしい音を立てる私のソコ。

だんだんと呼吸が乱れて、頭の中が真っ白になる。


「…俺の、欲しい？」


頷いてしまったら、最後…。

今ならまだ、引き返せる。

今なら、まだ……。



「…俺は挿れたいよ。あんたのナカ」


指を引き抜かれたソコに、足の間に身体を割り入れてきた彼のモノが押し当てられる。


「…欲しい？」


真っ直ぐな瞳に見つめられ、私が出した答えは……。