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絶対的下僕の末路
第1章 【玩具はお前だって言ってんの】





__沙羅がイク瞬間に俺もイっちゃおうかな……なぁ、もっと声聞かせろよ、ハァハァ……





携帯の方に視線を向けていたら顎クイで引き戻された。
真っ直ぐ見据える茶色の瞳。
珍しいね、そんな感情剥き出しにして。




「集中して、沙羅ちゃん」




やっと男の声がしてセックス中だって事が確証された。
キスして抱き合う。
舌を絡めて会話したいのにまだ絡まってたい。
もどかしさも心地良くて。




「だったら私のイった声聞かせてあげようよ……嫉妬にまみれたセックスでイかせて?じゃなきゃ、この後彼と会っちゃうよ?」




__おぉ、良いね……俺はいつでもOKだぜ




「そんな事…させない…っ」




「あはぁ…んっ!あっ…そこそこ…っ」




寝そべり腰を上げM字に開いた付け根を持ちながら突き上げてくる。
私は反り返り伊織の立てた膝で身体を支えるしか出来なかった。
一生懸命ピストンして汗滲ませて、何度も絶頂の波が私を包んだ。




「ハァハァっ…イクっ…イクイクっ!壊れちゃう…!」




想像していた以上の快楽だった。
痙攣が続いてヨダレが垂れる。
拭き取る間もないほど連続アクメに遭わされた。




「またイっちゃう…!ひっ…!ダメダメっ……あ、イっク…!!」




大袈裟でもなければ、演技でもない。
心底イかされた。
テレホンセックスも相まってだと思うが伊織のペニスが膣内で暴れ回っている。




「何で……まだイかないの?私ばっかイかされてる……」




一旦抜いてバックになった。
ビンビンに勃起したまま後ろから挿入っただけでイってしまう。
嘘でしょ……こんなの耐えられない。
どこで覚えたの。




腕を後ろに引かれ高速ピストンに見舞われる。
ダメ、出ちゃう。




「伊織、抜いて…!」




言われた通り抜いたらピシャッ…と潮を吹いた。
内ももに垂れていく飛沫。
ペニスに纏わりつかせて再び挿入ってきた。




高くお尻を突き上げて繋がる身体。
肌同士がぶつかる音にも興奮してる。




__あぁ……クソっ!出るっ!ハァハァ…出た……お前の声だけでイっちまったよ




気怠い身体を起こし携帯に手を伸ばす。




「あ、そう……良かったね、イケて、じゃね、バイバイ、もうかけて来ないでね」











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