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絶対的下僕の末路
第2章 【負け犬らしく遠吠えしなさい】





誰も居ない講義室で大胆にも舌を絡ませ合った。
ヤダ……勃っちゃったの?
服の中に手が伸びてきてブラの上から胸を揉んでくる。




「先生……此処でしちゃうの?」




「あっ……すまん」




すぐに手を退け頭を掻く。
我に返りました?そこまでは求めてないです。
必死に頭で整理しようとしてるからそれもテンパらせて良いですか?
ギュッと先生を抱き締める。




「勝手にこんな事してすみません……抑えきれなくて」




「いや、悪いのは俺だ」




その時、バタバタと誰かが廊下を走る音がして慌てて離れた。




「鍵、閉めるんですよね?」




「あ、あぁ……」




そそくさと出て距離を取って歩き出す。
渡り廊下を挟んで真向かいのカフェ辺りで仲良さそうに話してる伊織と真帆の姿が見えた。




あぁ、上手く手玉に取ったんだ?
流石と言うべきか。
本当、バカだわ、アイツ。




「じゃ、気を付けて帰るんだぞ?」




廊下の突き当たりで別れようとする先生と。
講義内容について質問しようとしている生徒を演じながら。
再び近寄る身体が触れて熱くなる。




「先生、ここなんですけど…」




「え?あぁ、ここ?」




行き交う生徒たちから見れば特進コースの生徒が講師に質問している光景だろう。




「あ、歩きながらで良いですか?」




移動しながらどんどん質問して気を逸らすの。
周りから見ても何の不自然もないように徹底的に固めていく。




「今日の先生の口腔組織学の講義、とても面白かったです」




「ちゃんと聞いてたのか?考え事してたんだろ?」




「考え事は講義が終わってから…です」




「先生の書く下顎骨の解剖図見ながら、先生を解剖していました」




「プッ!何だそれ!」




使われていない実習室。
慣れた手付きに驚いてる?
カギなんて特待生の私なら安易に手配出来るの。
大学でもうセフレは作ることないかなって思ってたけど、今日は先生連れ込んじゃおうかな。




「え、緒方……此処って」




「先生のセクシーなここ、解剖したいな」











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