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絶対的下僕の末路
第2章 【負け犬らしく遠吠えしなさい】





「あんたまた…寝た?」




「何が?」




「ちょっと待って、私、教授相手に色仕掛けはしたくないんだけど」




「いや、そんなんじゃないし」




「本当に?何か沙羅を見る目が普通じゃなかった気がしたのは私の思い過ごし?」




「そ、思い過ごし……」




変に勘鋭いから調子が狂う。
見つめ合ってどちらかともなく笑うと周りが見惚れるくらいのビジュアルではある二人なのだ。
カフェに立ち寄ったところで伊織と遭遇する。




すかさず真帆は伊織の腕を組みたくさん話し掛けてる。
今朝は私とセックスしてたんだけどね…って心の中で牽制してるどうしようもない私。




「ねぇ、日曜日バイトないって聞いたんだけどデートしない?」




まさかの真帆からの誘いにその場に居た誰もがフリーズしただろう。
誘っても誘っても断り続けていた真帆が自分から誰かを誘っているなんて。
しかも相手は全然似合わないヘタレな男。




は!?何で!?って思われてるだろうね。
こっち見て助けを求めないでよ。
フッと笑って立ち去る。




“私の親友に恥かかせないでね?”ってセリフが効いたのか、遠くから喜ぶ真帆の声が耳に届いていた。
よし、よく頑張ったね。
後は真帆に抱かれな?
世界変えてもらいなよ。




(久しぶりの筆下ろしだと思って挑むわ)と真帆から後でメッセージが入っていた。
下手くそだって言ってあるから全部任せたら良いよ。




そんな日曜日当日は、誰かと会おうかと思っていたが引きこもることにした。
好きな時間に起きて好きなもの食べて、ゲームしまくろうと企んでいたのに。





どうしてこうも面倒な事に巻き込まれるのか。
突然鳴り響いたインターホン。
モニターに映っているのはラブラブなところを見せつけに来たのか、腕を組み密着している真帆と伊織の姿。




「は?なに?」




「やった!居たじゃん!ね?絶対引きこもってると思った〜!沙羅ちゃん開けて?」




めっちゃテンション高い真帆。
隣で死んだ目してる伊織に吹き出しそうになったが無理やり連れて来られたんだろうなと同情してあげる。




何でうちに来るかね!?
ドアを開けた途端、先に入ってきたのは真帆。
さっきと打って変わってテンション低め。










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