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絶対的下僕の末路
第1章 【玩具はお前だって言ってんの】
呼んだらすぐ駆けつけなさい。
じゃなきゃ見捨てるよ?って言った時は泣いて縋り付いて来たね。
可愛かったぁ。
震えながら泣くんだもん。
もっと虐めてあげたくなる。
着いたらバックも持ってくれて鍵も開けてくれる。
言われなくてもミネラルウォーター出してきて、空気の入れ替えだって尻尾振ってやってるよ。
ベットの近くに散らばったコンドームも黙って箱に直してる。
ゴクゴクと喉を鳴らし水を流し込んでたら笑顔で振り向いてこう言うの。
「あ、シャワー浴びたいんだよね?着替え用意するね」
慣れた手付きで引き出し開けて下着まで選んでくれてさ、本当良く出来た下僕だね。
「疲れちゃった…」とベットに座ったらすぐ脚元に来て待て状態。
「あ…マッサージしようか?この前ヘタクソって言われたから猛勉強したよ?」
屈託のない笑顔で言うの。
あんた、本当に私が好きなんだね?
脚を組んだら喉鳴らして見てるの、私が気付いてないとでも?
「マッサージは良いからバックからピル出して飲ませて」
言われた通り出してきて渡すけど「は?」って言ったら焦ってる。
この困り果てる瞬間の顔が好きなんだよなぁ。
「私疲れてるって言ったじゃん…飲ませてよ」
「……うん」
さぁ、どうする?
飲ませてって意味わかるよね?
目が泳いでるよ、バカじゃん。
手のひらに錠剤出して自分の口に近付ける。
クスッと笑う私にホッとした?
「そうだね、良い子…」
Tシャツ掴んで引き寄せて舌の上に乗せたピルを舌で絡め取る。
ミネラルウォーターを口に含んで口移しで飲ませてきた。
わざと同じ場所に通常ピルとアフターピルを入れておいたケース。
ちゃんとどっちがアフターピルなのかも把握していたから偉いね。
飲み終えても私の舌は離れない。
嬉しい?私とキスしてるね。
続ける?やめる?全部私次第だけど。
唇を離したらやっぱりまだ欲しそうな顔。
膝をついてお願いしなさいよ。
「唾……ください」
「欲しいの?」
「はい…」
「ピル間違えなかったから良いよ、あげる…」