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絶対的下僕の末路
第3章 【誰が休んでいいと言ったのかしら】





この変わりように真帆は開いた口が塞がらないほどあ然としてる。
あの3Pするまではこのメンツで集まる事もなかったし、伊織の事は真帆の前で話す事もなかった。
聞かれたら答えるだけで自分からは言わない方だから。




「本当に普段からこんな感じなんだね?沙羅の前では」




「あ……僕、外で時間潰してるから」




気を遣って二人にしてくれようとしたけど再び座らせたのはこの私。




「誰が行って良いって言ったの?またナンパされんじゃん」




「あ……ごめん、僕が居たら話の邪魔になるかなって」




「居なさいよ」とテーブルの下で手を重ねる。
真っ赤になって「うん」って返事するから真帆に丸わかりだよ。




「あんたら本当よくわかんないカップルだね?」




「いや、付き合ってないから」




「もう付き合ってるレベルだよ、それ」




伊織と目を合わせて「だってさ」って言ったらテンパって何言ってるかわかんなくて私も真帆も笑った。




「伊織くんなら安心かもね、さっきの見て思った、ちゃんと守れるじゃん」




「でしょ?やれば出来る子なの」




「ははーん、手放さないのはそのせいか」




え?え?え?って私と真帆の目でする会話についていけず挙動不審な動きの伊織をTシャツ抓んで引き寄せる。




「そう、手放せないの」と顔をこちらに向かせて普通に唇を重ねた。
一瞬だけだったけどかなりの人が見てたみたい、結構目立つから私たち。




下向いて恥ずかしがる伊織に「ごちそうさま」と帰り支度をする真帆。




「また何かあったら連絡して?じゃ、今から彼と会うから」




「うん、私たちも出るわ」




一緒に店を出て別々に分かれた。
言わなくてもバックを持ってくれて車道側を歩く。
「あげる」と途中で渡したラテも一所懸命飲んで捨ててた。




その足で向かうは伊織のマンションだ。




鍵を開けて入った瞬間から始まってるのよ?
何で伊織の部屋にしたのか察しなさいよね。




まだ玄関で靴も脱がぬまま激しく唇を重ねてる。
それはまるで、盛った肉食動物の交尾みたく相手を押し付け襲いかかってる。








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