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絶対的下僕の末路
第3章 【誰が休んでいいと言ったのかしら】
「沙羅ちゃ……!僕、汗掻いたから」
「喋んないで?素の匂いの方が興奮するって何度も言ってるでしょ?」
「あ……でも」
「あーもう、抱かせろ!伊織が欲しい……抱きたいの」
「あっ……」
激しく舌を絡ませながらベルトを外し下着の中に手を入れる。
少し湿ったペニスを手コキして固くさせたら自分もその場でショーツを脱いだ。
玄関から続くフローリングに伊織を寝かせ上に跨った。
伊織とのキスじゃこんなに濡れるのよ?
もう充分挿れられる。
「あっ……沙羅ちゃん、此処で?声…聞えちゃう」
「無理、待てない……我慢して…っ」
挿れる瞬間はどうしても声が漏れてしまう。
奥まで挿入ったら我を忘れて腰を振りまくる。
動く度にパンパンに膨らんでGスポットを刺激するからすぐ昇天させられる。
え、ちょっと……どういう事!?
「はぁんっ……伊織…っ」
下から突き出す腰。
いつもの伊織じゃないみたい。
震える身体を包み込む仕草。
大好きな匂いに包まれて再びイク瞬間、伊織の唇が重なっていた。
一所懸命下からピストンし、支えながら一番奥を突き上げる。
あぁ…………イっク……イクイクっ!!
痙攣する私の声が漏れぬようキスで塞いでくれていた。
「ハァハァ……ハァハァ……伊織」
「イク時の沙羅ちゃんヤバいくらい可愛い……何で僕だけじゃないの?」
「こんな顔、心配しなくても伊織にしか見せてないわよ」
どんな言葉を並べてもまだ安心出来ないんでしょ?
わざとそうしてる事も、私がたった一人だけを愛せない事も知ってる上で言ってくるのよね。
時折見せる必死に笑顔を取り繕うとする瞬間が胸を締め付ける。
ギュッと抱き締めるくらいしかしてやんない。
全部伝わるとは思わないけど私にはそれくらいしか与えてやれないの。
「動いて良い…?」
イったばかりで中はかなりトロトロだ。
その中で動いてくるならそれなのに覚悟は出来てるんだよね?
「ん……イかせなさいよ」
そう挑発すると優しく微笑んでブラのホックを外してきた。