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絶対的下僕の末路
第1章 【玩具はお前だって言ってんの】
熱い舌が捻り込んでくる。
愛液を絡み取り先のクリトリスを転がせる。
掴んだ髪を寄せて顔に擦り付けた。
喘いでなんかあげない。
つい反応して声が漏れそうになるのを天を仰いで誤魔化した。
指を挿れてきた時点で強制終了。
「無理……気持ち良くない、昨日の男なら秒でイケたんだけどな…やっぱヘタクソだね?」
「あ……ごめんなさい」
「練習したら?女作ってさ」
「無理だよ……僕は沙羅ちゃんじゃないと」
「は?私が練習台になれって?」
「いや……そうじゃないけど、沙羅ちゃん以外のなんかしたくない」
急に涙目なっちゃって演技凄いね?
ハァーと盛大な溜め息ついて「萎えた」と服持って部屋に戻る。
下着を着けたら走ってこっちに来てさ、犬みたいに尻尾振って顔色見てる。
「これ……塗らなきゃ」
いつもお風呂上がりにボディークリームを塗るの。
それだけは僕にやらせてくださいって土下座したんだったっけ?
「マッサージもするよ」
腕を前に出したら喜んで塗ってる。
まだ自分は毛先濡れてる状態なのに。
ポタッとかかったら頭にタオル巻いて水滴が落ちないようにした。
背中や脚も優しく手を滑らせる。
怒らせないようにって丁寧さが伝わりやすい。
ジッと見つめても目は合わない。
合わさないようにしてるんだね。
気に障ると大変だからね。
大事なところもタオルを巻いて隠してる。
収まったんだ?萎縮しちゃったかな。
全て塗り終わってキャップを閉めた時。
私は鞭ではなくアメを与えるのだ。
頭に巻いていたタオルを下にズラして目を隠すの。
当然慌てるよね……視界を失って不安なのはわかるけど、尽くしてくれた分のご褒美だよ。
頬を包んでキスを降らせる。
見えたら意味ないの。
五感で感じて欲しいから。
蕩けるキス…したくなった。
「マッサージしなくて良いからちょっとの間こうしてて…」
「ん……んんっ」
少しだけ激しく吸い付いた。
ピチャピチャと唾液を交換する音。
舌を絡ませて歯列裏までなぞる。
額をくっつけて余韻を楽しみ、更に煽るの。
「勃起してんじゃん……キスしててあげるからシコりなよ」
「え……?あっ…んん…っ」