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不誠実なカラダ
第2章 所詮体と心は違うもの
「どうした?挿れただけで、イッたのか?」
卑猥な言葉に、体が震える。
どうやら心と体は、裏腹らしい。
「あの時もそうだったな。」
「あの時って?」
「おまえを、初めて抱いた夜だよ。」
- ハジメテ ダイタ ヨル -
そんな言葉にも、体がジンジンと熱くなってくる。
「好きな男がいるくせに、俺に抱かれて喜んでいるのか?」
部長は、ベッドが軋む程に、激しく体を動かす。
「部……長こそ……心が……好きな……くせに。」
その瞬間、部長の動きが止まった。
「……知ってたのか。」
「とっくに。心から聞いていたので。」
そう。
部長の好きな女は、私の同僚で親友の、心。
部長はおそらく、心を想像しながら、私を抱いているのだ。
「嫌か?好きな女がいる男に、抱かれるなんて。」
部長は、こういう時バカだと思う。
体だけの女に、”抱く”とか使う?普通。
「全然。」
卑猥な言葉に、体が震える。
どうやら心と体は、裏腹らしい。
「あの時もそうだったな。」
「あの時って?」
「おまえを、初めて抱いた夜だよ。」
- ハジメテ ダイタ ヨル -
そんな言葉にも、体がジンジンと熱くなってくる。
「好きな男がいるくせに、俺に抱かれて喜んでいるのか?」
部長は、ベッドが軋む程に、激しく体を動かす。
「部……長こそ……心が……好きな……くせに。」
その瞬間、部長の動きが止まった。
「……知ってたのか。」
「とっくに。心から聞いていたので。」
そう。
部長の好きな女は、私の同僚で親友の、心。
部長はおそらく、心を想像しながら、私を抱いているのだ。
「嫌か?好きな女がいる男に、抱かれるなんて。」
部長は、こういう時バカだと思う。
体だけの女に、”抱く”とか使う?普通。
「全然。」