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不誠実なカラダ
第2章 所詮体と心は違うもの
数分経って、部長がバスルームのドアをノックした。
「高杉、大丈夫か?」
私の涙が、ピタッと止まった。
カチャッとドアが開いて、部長がバスルームに入ってくる。
バスタブに小さく縮こまっている私を見て、部長はもう一度、バスタブに入ってくれた。
「はぁーあ。風呂はいいな。」
そう言って、両手でお湯をすくい、顔を洗った。
「特に女と入る風呂は、天国に近い。」
私は、不覚にも笑ってしまった。
「うわっ。笑ってる。」
「だって、部長が変な事言うから。」
「変かな。」
「変ですよ。心とだったら、分かるけれど。」
わざとそう言うと、部長は私を抱き寄せた。
「悪かった。今の俺の目の前にいるのは、高杉おまえなのに。」
胸がキュンとなる。
「いいですよ。そんな無理しなくても。」
私は部長から離れると、バスタブから出た。
すると突然、部長が私を後ろからお姫様抱っこした。
「高杉、大丈夫か?」
私の涙が、ピタッと止まった。
カチャッとドアが開いて、部長がバスルームに入ってくる。
バスタブに小さく縮こまっている私を見て、部長はもう一度、バスタブに入ってくれた。
「はぁーあ。風呂はいいな。」
そう言って、両手でお湯をすくい、顔を洗った。
「特に女と入る風呂は、天国に近い。」
私は、不覚にも笑ってしまった。
「うわっ。笑ってる。」
「だって、部長が変な事言うから。」
「変かな。」
「変ですよ。心とだったら、分かるけれど。」
わざとそう言うと、部長は私を抱き寄せた。
「悪かった。今の俺の目の前にいるのは、高杉おまえなのに。」
胸がキュンとなる。
「いいですよ。そんな無理しなくても。」
私は部長から離れると、バスタブから出た。
すると突然、部長が私を後ろからお姫様抱っこした。