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トパーズ
第12章 長いお別れ
「嫌だ、私…、
お漏らししちゃった」

「オシッコじゃないよ。
潮吹きっていうの。
気持ち良過ぎると、出るんだよ。
美味しかった」と言うので、
恥ずかしさでどうにかなりそうで、
純一さんの胸に顔を埋めた。

「純一さんのもペロペロして、
飲みたい…」と言って、
そっと股間に手を伸ばしてみると、
まだ柔らかくてそんなに大きくなってなかった。

「んー。
今日はね、大丈夫。
麻衣子を気持ち良くさせたから満足。
それより、キスしてハグしたい」

そう言って優しく額にキスをする。
…やっぱり、純一さん、痩せてる気がする。


「誕生日もトンボ帰りになるけど、
会いに来るから。
クリスマスと正月も一緒に過ごそう。
受験終わったら…
麻衣子を抱きたいな。
卒業式まで待てない」

そう言ってたくさんキスしてくれる。


「誕生日に…
抱いて欲しいな?
だって、去年の誕生日は最悪だったから…」

「そうだよな。
じゃあ、誕生日に帰って来れたらね?」

「大学、地方のになるかもしれないし、
純一さんの赴任先、今みたいに遠くなるかもしれないから…
淋しくて不安で…。
早く純一さんだけのものになりたい」

「不安なのはこっちだよ?
麻衣子、可愛いから、
他のオトコに取られそうでさ。
俺なんか30過ぎのおっさんだよ?」

「そういえば…
純一さん、お誕生日、どうして教えてくれないの?」

「ん?誕生日なんて、別にいつでもいいじゃん。
ただの1日だから。
毎日、朝起きると生まれて、夜寝る時、死んでいく感じがするし」

「その考え方、良いですね?」

「死ぬのは長いお別れで、
また会えるっていうのもあるな。
そんな小説、あったよ?」

「長いお別れ…」

「さ。寝よう。
寝たらまた、朝になって生まれて、
新しい麻衣子に会えるから、
楽しみだよ?」と言って、
キスをしてくれた。


その日の会話が、
胸の奥にそっと沈んでいった。
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