パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第19章 結婚披露宴とその後

いつものように一緒にお風呂に入ってから、
ベッドに潜り込んだ。


「なかなか髪は伸びなかったけど、
美容師さんがなんとかしてくれるかな？」

「和装は鬘だし、
洋装も麻衣子さん、可愛いから問題ないでしょ？」

「岳人さん…問題あるの…」

「なあに？
どうしたの？」とのんびりした声で訊く。

「えっとね、
生理が遅れてるよ？
2週間以上…」

「えっ？
それって？」

「まだ、確実じゃないけど…」

「どうしよう？
試薬、買ってくる？」

「もう、ドラッグストア、閉まってるでしょ？」

「気持ち悪くない？
お腹、痛くない？」

「まだ、悪阻とか、そういうのはないと思うよ？」

「どうしよう？
ドレスの時、転ぶといけないから、
ヒール靴、禁止ね？
裾を踏んだら危険だから、
裾上げして貰おう」

「やだやだ。
短いドレスなんてオカシイもん。
だったら、ミニスカートの方がマシ」

「飛行機、大丈夫かな？
母体に影響ないかな？」

「それは…調べてみないとわからない」

「嬉しくて、涙が出てきた」

「まだ、本当に授かってるかは、判らないのよ？」

「セックスは…ダメだよね？」

「それも判らないから、確認してみないとね？」

「麻衣子さん、ありがとう。
幸せ過ぎてどうにかなりそうだよ？」

「じゃあ、腕枕して？
キスもして？」

「勿論だよ。
麻衣子さん、愛してる」

「私も！
岳人さん、愛してる」


2人で丸まって、
心臓の音を聴きながらゆっくり眠りについた。