この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
トパーズ
第19章 結婚披露宴とその後
「麻衣子さん、赤ちゃん!
嬉しい。
ありがとう」とハグをして額にキスしてくれる。

「私も凄く嬉しい!
慌てて転んだりしないように、
ゆっくり動くね」

「ミケーレのことも、報告出来た。
ありがとう」

「やっぱり、お父様は、
ドーンとしてるね?」

「ミケーレに念押しの電話、
しようね?
遠慮して、来ないといけないから」

「うん。
この時間なら繋がるかな?」


そう言いながら電話してみると、
3回くらいのコールで出てくれた。


改めて結婚式の会場や時間もお伝えしつつ、
山田くんのお父様が、
ミケーレが来ることを快諾して、
会って話もしたいと言っていたと言うと、
本当喜んでくれた。


ホテル取るのも良いけど、
私達の家に泊まっても大丈夫ということも伝えた。


そして、お母様の体調が良くないというか、
心が不安定だということも伝えて、
お母様とは会うのは難しいから、
披露宴ではフランスから来る私の祖父母と同じテーブルに座って欲しいことも説明した。


「配慮してくれて、
ありがとう。
遠くから2人の結婚式を見れるだけでも幸せだよ?
リカの心を乱したくないし、
リカのご主人の気持ちを考えると、
本当に申し訳ないけど…」と、
まだ遠慮しているのが判った。


「ミケーレ…
私、岳人さんと結婚する前に婚約してたけど、
相手は癌で急死したの。
その時にね、
岳人さんが支えてくれてたの。
それで思ったの。
会いたかったら会う。
話をしたかったら話す。
そうしないと、本当に会いたい時には会えなくなってるかもしれないからって。
私、ミケーレに会いたい。
岳人さんだって同じだと思うよ?
ミケーレはどう思う?
ねっ?
シンプルでしょ?
だから、絶対に結婚式は来てね?」



飛行機が決まったら連絡くれることになって、
電話を終えた。


夕食の為に、
近くのスーパーに行って、
簡単なものを作って食べた。

そして、いつものように2人でお風呂に入ってから、
ベッドに入った。


「不思議だね?
2人だけど、
もう、ここに3人で居るんだもんね?」と言って、
お腹をそっと撫でてくれる。
そして、キスをして丸まって眠った。
/250ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ