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トパーズ
第19章 結婚披露宴とその後
同じホテルに親族は宿泊することになっていたので、
親族だけでの写真撮影の後、
少し休んでから改めて親族だけで集まった。


「立派なお式だったわね?」
「麻衣子ちゃん、疲れてない?」と、
お祖母様達から心配されながら、全員、まだ正装のままだった。


「ちょっと仕事関係者、呼び過ぎたかな?」
「いや、でもどうしてもあれくらいにはなりますよね」と、
お祖父様達は話をしていた。


「岳人、皆さんにお礼とご報告を」とお父様から言われて、
2人で立ち上がって、
盛大な披露宴を無事、滞りなく執り行えたことのお礼と、
これまで育ててくれたことへの感謝の気持ちを述べてから、
私の妊娠の報告をした。


一番驚いて喜んでくれたのが、
グランパだった。

神様への感謝の言葉を口にして、
私の処へ駆け寄ってハグすると、
涙を流して両頬にキスをした。

そして、山田くんにも、
握手をしてから、ハグをして両頬にキスをした。


そして、
「皆様、私達は遠く離れたフランスの田舎に居るので、
何もすることは出来ませんが、
私達の一人きりの孫娘をどうか、宜しくお願いします」と言った。


山田くんのお祖父様も、
「同じ気持ちです。
私達は年寄りでたいして何も出来ませんが、
とにかく若い2人を大切にして、
産まれてくる生命を育みたいと思います」と言う。


私の祖父は、
「札幌に居るのでは、
本当に何もしてやれないな。
なんなら、引っ越そうか?」と言い出す。


「もう!
大袈裟ね?
男の人達なんて、何人居ても大して役に立たないんだから。
育児サポートは、
わたくし達にお任せなさいな?
ねえ、華子さま?」と、
私の祖母が締めくくった。


親族での軽い集まりはそんな話で終わった。


私は身体を心配されて、
着替えたらお部屋でお休みなさいなと言われて、
一足早くそこから離席した。

程なく、山田くんも部屋に戻ってきてくれた。
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