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トパーズ
第19章 結婚披露宴とその後

「ミケーレとお話し、出来なかったね?
お部屋、何号室なのかしら?
お茶くらい、ご一緒してお話ししましょうよ?」と言うと、
電話をしてくれる。
飲み物とオードブルをルームサービスでお願いした。
自分用にはホットチョコレートにした。
「お父様にもお声、掛けてみる?」と言うと、
「そうだね?
内緒でコソコソ会うの、
かえって良くないからね」と、
お父様にも電話をした。
「お母さんが眠ってから来るって。
薬飲んだから、もう少ししたら落ち着くみたいだよ」と言った。
先にミケーレがそっとノックをして部屋に来た。
私をハグして額にキスして、
「本当に美しい花嫁だったよ」と言って、
岳人さんには、
「お招きありがとう。
ご結婚おめでとう。
お幸せに」と言った。
「遠くからありがとう。
いつまで日本に居れるの?」
「1〜2週間くらいかな?
帰りのチケットはまだ取ってないから」
「予定は?」
「のんびり過ごすよ。
予定は特にないよ」
「あ、父が話をしたいって言ってた。
もう少ししたら、
ここに来るって言ってたけど、
良いかな?」
「勿論」
と言いながら、少しミケーレは硬い表情を浮かべた。
小さいノックが聴こえて、
岳人さんがドアを開けに立つと、
お父様だった。
ミケーレは立ち上がって、ドアの前に立つお父様を見ると、
静かに頭を下げた。
お父様は静かに歩み寄ると、
手を差し出して握手をしようとした。
ミケーレは両手でその手を握ると、
涙を流した。
2人とも見つめ合ったまま動かない。
私はのんびりした声で、
「座りませんか?
お2人が立ってると、
私と岳人さんも立っていないといけないみたいだから…」と言ってみた。
お父様が、
「そうだね?」と優しい口調で言うと、
「座りませんか?」とミケーレに言った。
お部屋、何号室なのかしら?
お茶くらい、ご一緒してお話ししましょうよ?」と言うと、
電話をしてくれる。
飲み物とオードブルをルームサービスでお願いした。
自分用にはホットチョコレートにした。
「お父様にもお声、掛けてみる?」と言うと、
「そうだね?
内緒でコソコソ会うの、
かえって良くないからね」と、
お父様にも電話をした。
「お母さんが眠ってから来るって。
薬飲んだから、もう少ししたら落ち着くみたいだよ」と言った。
先にミケーレがそっとノックをして部屋に来た。
私をハグして額にキスして、
「本当に美しい花嫁だったよ」と言って、
岳人さんには、
「お招きありがとう。
ご結婚おめでとう。
お幸せに」と言った。
「遠くからありがとう。
いつまで日本に居れるの?」
「1〜2週間くらいかな?
帰りのチケットはまだ取ってないから」
「予定は?」
「のんびり過ごすよ。
予定は特にないよ」
「あ、父が話をしたいって言ってた。
もう少ししたら、
ここに来るって言ってたけど、
良いかな?」
「勿論」
と言いながら、少しミケーレは硬い表情を浮かべた。
小さいノックが聴こえて、
岳人さんがドアを開けに立つと、
お父様だった。
ミケーレは立ち上がって、ドアの前に立つお父様を見ると、
静かに頭を下げた。
お父様は静かに歩み寄ると、
手を差し出して握手をしようとした。
ミケーレは両手でその手を握ると、
涙を流した。
2人とも見つめ合ったまま動かない。
私はのんびりした声で、
「座りませんか?
お2人が立ってると、
私と岳人さんも立っていないといけないみたいだから…」と言ってみた。
お父様が、
「そうだね?」と優しい口調で言うと、
「座りませんか?」とミケーレに言った。

