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トパーズ
第19章 結婚披露宴とその後

お父様とミケーレは、
グランパが持ってきてくれていた私の産まれた年のワインを飲みながら、ニューヨークの話をしていた。
岳人さんも付き合うように少しだけ飲んでいた。
「同じ女性を心から愛していて、
とても心が優しい息子を持っているという共通のことがあるから、
これからも親しくやっていけそうですが…
ミケーレさんはいかがですか?」とお父様が言うと、
ミケーレはお父様の手を握って、
「ありがとうございます」と涙ぐみながら微笑んだ。
「あの…3人はごゆっくりなさってくださいね?
私…横になっても?」
「ああ、そうだね?
麻衣子さん、大丈夫かな?
そろそろ失礼しようか?」
「大丈夫ですよ。
なんだか眠たくて…。
3人のお声が子守唄みたいになるから、
朝まで居てくださっても…
おやすみなさい」と言って、
2人のお父様達に頬にキスした。
「岳人さん、明日以降の計画も、
考えておいてね?」と言って、頬にキスをすると、
岳人さんは立ち上がって寝室エリアに付き添ってくれた。
「麻衣子さん、ありがとう。
先にゆっくり休んでてね?」と、
額にキスをしてくれるので、
「やだ。
唇にして?」と言うと、
「隣にお父さん達が居るから…」と言って、
尖らせてる唇に軽くキスして頭を撫でてくれた。
その日は本当に遅くまで3人は話をボソボソしていたようで、
岳人さんがベッドに潜り込んできた時には、
私はすっかり眠ってしまっていて、
ちゃんとキスしてくれた時には寝ぼけてしまっていた。
でも、本当に幸せな夜だった。
グランパが持ってきてくれていた私の産まれた年のワインを飲みながら、ニューヨークの話をしていた。
岳人さんも付き合うように少しだけ飲んでいた。
「同じ女性を心から愛していて、
とても心が優しい息子を持っているという共通のことがあるから、
これからも親しくやっていけそうですが…
ミケーレさんはいかがですか?」とお父様が言うと、
ミケーレはお父様の手を握って、
「ありがとうございます」と涙ぐみながら微笑んだ。
「あの…3人はごゆっくりなさってくださいね?
私…横になっても?」
「ああ、そうだね?
麻衣子さん、大丈夫かな?
そろそろ失礼しようか?」
「大丈夫ですよ。
なんだか眠たくて…。
3人のお声が子守唄みたいになるから、
朝まで居てくださっても…
おやすみなさい」と言って、
2人のお父様達に頬にキスした。
「岳人さん、明日以降の計画も、
考えておいてね?」と言って、頬にキスをすると、
岳人さんは立ち上がって寝室エリアに付き添ってくれた。
「麻衣子さん、ありがとう。
先にゆっくり休んでてね?」と、
額にキスをしてくれるので、
「やだ。
唇にして?」と言うと、
「隣にお父さん達が居るから…」と言って、
尖らせてる唇に軽くキスして頭を撫でてくれた。
その日は本当に遅くまで3人は話をボソボソしていたようで、
岳人さんがベッドに潜り込んできた時には、
私はすっかり眠ってしまっていて、
ちゃんとキスしてくれた時には寝ぼけてしまっていた。
でも、本当に幸せな夜だった。

