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トパーズ
第2章 新たな恋

暫く3人でジャズナンバーを聴きながらのんびり話をしていた。
私もだいぶ、痛さも和らいできた。
それでも、動くと大量に出血する感覚があって、
その度に気になってトイレに立った。
「あのさ、ナプキンよりタンポンの方が漏れないから安心かもよ?」と、とんでもないことを黒田先生が言うので、
私は思わずクッションを投げつけてしまった。
「ああ、ごめん。
一般的な話だから。
デリカシーなかったよね?」
「中に何かを入れるなんて…」
「うんうん。
大抵、バージンは怖がってナプキン使うみたいだね?」
「もう!
なんてこと言うんですか!!」と、更にもう一つ、
クッションを投げつけた。
「大学生の彼氏が居たのに、
バージンなんだ?」
「彼ですらないし、
当たり前です。
まだ高1だったんですよ?」
「別に高1でも、なんなら今時、中学生でも、
セックスくらいするでしょ?
あ、人によるかな?
ミラノだって、ヤッたこと、あるだろ?」
「まあ…中3の時に…」
「俺なんてさ、
中2の時に、訳が判らないうちに、
家庭教師の先生にヤラれたよ?
もう、一生の不覚だったよ。
初めては、好きな女の子としたかったのにさ」と笑う。
「私は…結婚してからそういうことするように、
育てられましたから…」
「そんなに可愛くて、
セクシーな身体なのに、
あの先生…山本先生だっけ?
手も出さなかったのか?」
「…」
「ごめん。
失言だったね。
でもさ、健全な男なら、
斎藤さんと2人きりで居たら、
押し倒したくなると思うよ?
なっ!ミラノ?」
「…ま、まぁ」
「きっとあの先生は、
聖人君子なんだな?
俺は違うけどな。
斎藤さんは凄くタイプだから、
押し倒したくなるけど、
同意のないセックスはしないよ。
ねえ、麻衣子って呼んでも良い?」と言ってウィンクした。
そんな話をしていると、
インターホンが鳴った。
山本先生だった。
「どうしよう?
やだ。
私、会いたくない」
「でもさ、
昨夜はちょっと、可哀想だったよ?
もう一度、話したら?
俺達、席を外してるからさ」
「だったら、一緒に居てください」
「判った」と言って、
黒田先生がインターホンを取った。
私もだいぶ、痛さも和らいできた。
それでも、動くと大量に出血する感覚があって、
その度に気になってトイレに立った。
「あのさ、ナプキンよりタンポンの方が漏れないから安心かもよ?」と、とんでもないことを黒田先生が言うので、
私は思わずクッションを投げつけてしまった。
「ああ、ごめん。
一般的な話だから。
デリカシーなかったよね?」
「中に何かを入れるなんて…」
「うんうん。
大抵、バージンは怖がってナプキン使うみたいだね?」
「もう!
なんてこと言うんですか!!」と、更にもう一つ、
クッションを投げつけた。
「大学生の彼氏が居たのに、
バージンなんだ?」
「彼ですらないし、
当たり前です。
まだ高1だったんですよ?」
「別に高1でも、なんなら今時、中学生でも、
セックスくらいするでしょ?
あ、人によるかな?
ミラノだって、ヤッたこと、あるだろ?」
「まあ…中3の時に…」
「俺なんてさ、
中2の時に、訳が判らないうちに、
家庭教師の先生にヤラれたよ?
もう、一生の不覚だったよ。
初めては、好きな女の子としたかったのにさ」と笑う。
「私は…結婚してからそういうことするように、
育てられましたから…」
「そんなに可愛くて、
セクシーな身体なのに、
あの先生…山本先生だっけ?
手も出さなかったのか?」
「…」
「ごめん。
失言だったね。
でもさ、健全な男なら、
斎藤さんと2人きりで居たら、
押し倒したくなると思うよ?
なっ!ミラノ?」
「…ま、まぁ」
「きっとあの先生は、
聖人君子なんだな?
俺は違うけどな。
斎藤さんは凄くタイプだから、
押し倒したくなるけど、
同意のないセックスはしないよ。
ねえ、麻衣子って呼んでも良い?」と言ってウィンクした。
そんな話をしていると、
インターホンが鳴った。
山本先生だった。
「どうしよう?
やだ。
私、会いたくない」
「でもさ、
昨夜はちょっと、可哀想だったよ?
もう一度、話したら?
俺達、席を外してるからさ」
「だったら、一緒に居てください」
「判った」と言って、
黒田先生がインターホンを取った。

