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トパーズ
第6章 大切にしたい理由
だから、あの家庭教師のことは、
気に入らなかった。
キスのひとつも優しく出来ないようなヤツは、
身勝手に欲望を押し付けて、
麻衣子のことを大切にしないと思ったからね。


その点、ミラノは最初から、
正直安心して麻衣子と一緒に居てもらえると思ってた。
理由は…
自分で判ってるよな?


山田は…まだ判らない処はあるよ?
凄く深い何かを、隠してる感じがする。
でも、麻衣子のことをとても好きだってことは感じてるし、
相手のことを考えないような行動はしないと確信してるかな?



だからさ、
麻衣子が嫌じゃないなら…
お前らとキスしても、構わないよ?

ちょっとヤキモチは焼くけどね?

優しいキスは心の薬だと思うから。
気持ち良いし、
落ち着くし、穏やかな気持ちになれる。

でも、
それ以上のことは、
絶対禁止な?

キスでトロンとした気持ちになって、
麻衣子が「して?」と言っても、
自分のムスコがカチカチになって、
欲望でドス黒い気持ちになっても、
絶対に禁止。

俺だって、耐えてるんだよ?
麻衣子が本当に大切だから。


あと、万が一、
俺が居ない時は、
麻衣子を護ってやってくれ。




※〜※〜※〜※〜※


黒田先生の話は、
たくさん考えさせられた。

そして、この人を好きになって良かったとも思った。


それに…
先生の話を聞いて一緒に泣いてくれる2人のことも大好きだと思った。

だから、そう言って、
2人をギュッとハグして頬にキスしてから、
黒田先生にしがみついて泣いた。

先生は静かに私を抱き締めて、
いつまでも頭と背中を優しく撫でてくれた。
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