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そぶりをやめて
第19章 250日
なんとも羨ましい!

上の子も、自分がお兄ちゃんになることを喜んでいるらしい。

「産まれたら、上の子が大変よ〜」
「ってゆーよね〜。今でも十分甘えんぼだから心配してんのよね」
「男の子はねぇ」

羨ましがってもしょうがないのだけど。
しろべぇの苦労も、ほんの一部だろうけど、聞いてたし。

汐里も、年齢的なこともあるから、1年以内に授からなければー。
って、佳佑にも、少し話してる。

今年は、環境の変化がかなりあるし。
気にしすぎも良くないだろうから、とりあえず1年はあまり気にせずに過ごそうと2人で決めた。
ただし、せっかくの機会は逃さないようにだけ。

そう。
それもあって、セックスしてるのよ。

...ん?
それも??

違った違った。

それが!あるから。だった。


別に、好きでヤリまくってる訳じゃない。
意味があってのことだ。

そりゃ、確かに気持ちイイからってのもあるけども。

最近は、ゆっくり体を重ねる事にハマっていて。
それが、スローセックスだと調べがついて。
2人で研究しつつ、楽しんでいる。

今朝も、朝早くから...。

「...汐里?」
「何にやにやしてんの」

「してません〜。そろそろ、仕事戻ろうかなっと」
「あ、逃げた〜」
「えー。4人目考えようかなぁ〜」
「マジで〜」

まだまだ騒がしい3人を置いて、キッチンにそそくさと逃げ帰った。
半オープンになってるので、成道たちの作業がチラチラ見えていたのもある。

「戻りましたー」
「あら、もういいの?」
「倫子ちゃん、ありがと〜。騒がしくてごめんね」

ビニール手袋を取り出しはめる。

「汐里、遅い〜。洗い物溜まってるー。あと、そっちの野菜とって〜」
「はいはい。これね?」

汐里は、成道のアシスタント、と言うと聞こえがいいが。
小間使いのように、こき使われている。

実は倫子が店長で、経営的な事から電話で弁当の注文を受けたりの実務。
もともと、いい大学の経済学部を出ていて、お店を回すような目を持っている。
料理を作ることもあるが、レジ周りにいることが多い。

あと、弁当の配送担当の、以前郵便局の配送係として勤めてた清水のおっちゃんと。

一応、4人でお店を回している。
コロナが完全に無くなって、もう少し使える座席が増えたら、バイトを増やそうかなと思っているらしい。
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