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そぶりをやめて
第6章 100日後
寝室が狭くて、部屋に入ったら結構すぐベッドがあるからだ。
驚いている間もなく、ベッドの上に仰向けに倒れ込む佳佑に抱き抱えられるようにして、上に重なる。
「え、え、え、...っちょ!」
「まだ時間、あるだろ」
「え、まぁ、そりゃ...」
そういう間にも、ぐりんとベッドの上を回転して、汐里の背中にシーツの柔らかさを感じる。
「え、嘘でしょ」
カーテンは、レースっぽいのは閉まってるけど、ゴツめのは開いてる。
照明は着いてないけど、時間的にも朝日があがっていて、とても明るい。
ふふっ、と笑う唇が柔らかく、だけどいやらしくねっとり触れる。
「しようぜ」
「はっ?え、ね、うそ」
え?
しようって、私の思ってるコトじゃない?
勘違い?
だよね??
エロいって、ほんとに??
この状況は喜んでいいの?
そのぐらい汐里には、理解が追いつかない。
Tシャツから大きく覗く首すじに柔らかく吸い付いて、手はTシャツの上から体を撫で回している。
「こんなエロい格好で誘っておいて、したくないの?」
「ちがっ、え?し、しんぶん...読むんじゃ」
佳佑は、仕事に必要だとかでいつも朝食後に新聞を3紙読む。
その為に早く起きてると言っても過言ではないらしい。
咄嗟にその事が浮かんで、思わず口に出た。
「...あとで大丈夫。それより、今はこっちが大事...」
這い回っていた指先が、汐里のショーツにたどり着く。
「っん...」
布地の上から、佳佑の指が中心を撫で回す。
「濡れてる...」
「っ、ちがっ...。これは、昨日、あんなにしたから...、っ!!」
唇を塞がれたのと同時に、布地を避けてするりと佳佑の指が入ってきた。
「んっふぅ...、んっ、あ...」
ゆっくりとナカを確認するように動き出す。
「っ...は。エロ...。音、してるよ...」
確かに、汐里の耳にもその音は聞こえる。
「やだ...」
佳佑に至近距離で見つめられる中、息があがってきた自分が恥ずかしい上に、明るくていたたまれない。
顔を覆っていた手を外され、唇が触れ、舌が入ってきた。
ねっとり動く舌に、汐里も自ずと絡めて、深く混じり合う。
すこし体を起こしてベルトを外す佳佑に、汐里も覚悟を決めた。
どうせなら、早く終わらせよう。
そう。これは、ただの性欲の解放。
驚いている間もなく、ベッドの上に仰向けに倒れ込む佳佑に抱き抱えられるようにして、上に重なる。
「え、え、え、...っちょ!」
「まだ時間、あるだろ」
「え、まぁ、そりゃ...」
そういう間にも、ぐりんとベッドの上を回転して、汐里の背中にシーツの柔らかさを感じる。
「え、嘘でしょ」
カーテンは、レースっぽいのは閉まってるけど、ゴツめのは開いてる。
照明は着いてないけど、時間的にも朝日があがっていて、とても明るい。
ふふっ、と笑う唇が柔らかく、だけどいやらしくねっとり触れる。
「しようぜ」
「はっ?え、ね、うそ」
え?
しようって、私の思ってるコトじゃない?
勘違い?
だよね??
エロいって、ほんとに??
この状況は喜んでいいの?
そのぐらい汐里には、理解が追いつかない。
Tシャツから大きく覗く首すじに柔らかく吸い付いて、手はTシャツの上から体を撫で回している。
「こんなエロい格好で誘っておいて、したくないの?」
「ちがっ、え?し、しんぶん...読むんじゃ」
佳佑は、仕事に必要だとかでいつも朝食後に新聞を3紙読む。
その為に早く起きてると言っても過言ではないらしい。
咄嗟にその事が浮かんで、思わず口に出た。
「...あとで大丈夫。それより、今はこっちが大事...」
這い回っていた指先が、汐里のショーツにたどり着く。
「っん...」
布地の上から、佳佑の指が中心を撫で回す。
「濡れてる...」
「っ、ちがっ...。これは、昨日、あんなにしたから...、っ!!」
唇を塞がれたのと同時に、布地を避けてするりと佳佑の指が入ってきた。
「んっふぅ...、んっ、あ...」
ゆっくりとナカを確認するように動き出す。
「っ...は。エロ...。音、してるよ...」
確かに、汐里の耳にもその音は聞こえる。
「やだ...」
佳佑に至近距離で見つめられる中、息があがってきた自分が恥ずかしい上に、明るくていたたまれない。
顔を覆っていた手を外され、唇が触れ、舌が入ってきた。
ねっとり動く舌に、汐里も自ずと絡めて、深く混じり合う。
すこし体を起こしてベルトを外す佳佑に、汐里も覚悟を決めた。
どうせなら、早く終わらせよう。
そう。これは、ただの性欲の解放。